地下鉄(メトロ)に乗って
浅田ファンタジーの、原点にして頂点!
(2008/10/16)

「鉄道員(ぽっぽや)」をはじめ、数々の感動作を世に送り出している直木賞作家、浅田次郎。彼の、原点にして頂点が10年以上の時を越えついに映画化される。1995年、第16回吉川英治文学新人賞を受賞した「地下鉄(メトロ)に乗って」。いつもの地下鉄を降り、駅の階段を上るとそこは昭和39年の東京だった―。突如タイムスリップしてしまう主人公の真次には、堤真一。恋人みち子には岡本綾。真次が憎み続けてきた父には、大沢たかお。もう死んでしまった母には常盤貴子と、実力も個性も兼ね備えたキャスト陣が勢ぞろいする。さらに、「月とキャベツ」の篠原哲雄監督による繊細な人物描写によるドラマを、「殺人の追憶」の編集を手掛けたキム・ソンミンが昇華させ、小林武志が美しい旋律で彩る。日本映画界最高峰の化学反応が、今ここに引き起こされる。



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