結婚しない
[第6話]
純平（玉木宏）に差し入れを持ってきた千春（菅野美穂）は偶然彼の描いた“大事な絵”を見てしまう。そのモデルは瑞希（伊藤歩）だった。ショックを受けた千春は純平に会わずに差し入れを持ったまま飛び出してしまう。11/15放送
そんなある日、千春は親友の由香里に「子供を預かって欲しい」と頼まれる。春子（天海祐希）に相談した結果、１日だけ春子のマンションで子供を預かる事に。しかし育児経験のない千春にとって、子供のお守りは大変なもの。体力を使う大仕事になった。
その頃、純平と瑞希は会っていた。瑞希は先日の画廊の一件について純平に謝罪し「まだ純平の才能を信じている」と言う。そして今度パリへ活動の拠点を広げることになったので「私と一緒に行きませんか」と誘った。
花屋には谷川教授が研究所に飾る花を買いに来ていた。植木鉢を勧める春子に、谷川は「切花ならココに何回も来る口実ができる」と微笑む。
夕方、すっかり子守に疲れた千春のもとに、春子に頼まれて、純平が手伝いに来てくれる。春の手料理を３人で食べた後、子供が「鼻に石が詰まっている」と言い出し、千春と純平は急いで病院へと連れて行く。そこで病院の看護師から「お父さん、お母さん」と言われて２人は顔を見合わせる。無事、鼻から石が取れて、３人で手を繋いで帰宅するとき、千春は何となく“くすぐったい”気持ちになった。
家から帰ってうとうとしていると、春子が帰ってくる。千春は「出産は早い方がいいって、出産より子育ての体力のことなんだ」としみじみと話し、春子は出産を考えた事がないのかと尋ねる。しかしはるこは「どうだろうね？」とその問いをはぐらかした。
由香里が迎えにくると「ママ」と走り出す蓮。千春は寂しい気持ちになる。千春と春子、そして純平の３人は結婚・出産・子育てについてそれぞれ考えたるのだった…。
それから間もなく、純平の元にパリ行きのチケットを持った瑞希が現れる。そして「私本気なんです。一緒に行ってください」と言った。
一方、離婚が成立した樋口は春子と会うと「やり直さないか」と言い出した。揺れる春子だったが、そんななか春子の母親が倒れたという一報が入る…。
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第1話
旅行代理店に契約社員として務めている、彼氏いない歴5年の34歳。
お人好しで付き合いはいいが素直に甘えられない性格で、交際が長続きしたことがない。
結婚したくないわけではないが、した方がいいんだろうなと思いつつもガツガツ婚活する気にはならない。
料理も得意でモテないわけではないが、なぜ結婚できないのか家族も首をかしげている。
才能ある造園プランナーで、公園や邸宅の庭園デザインを手がけている仕事ができる女。
サバサバしていて面倒見が良く、ひとりでいることにはもう慣れている。
長い間既婚者の上司との関係を続けてしまったため、結婚や出産に対する迷いは乗り越え、恋愛については達観している。40代になり、たまに会う母や祖母の一言が心に染みることも。
フラワーショップのアルバイト店員。
心優しく、人の感情にも敏感で繊細な性格で、自分のことより人のことを考えてしまい、恋愛にも奥手。
以前は油絵の絵描きを夢見ていた。
結婚は経済的にも精神的にも到底無理だと思っている。
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