曲げられない女
[第10話]
生活が苦しいなか家計を切り詰め、寝る間も惜しんで司法試験のためにがんばってきた早紀(菅野美穂)。残すは最終試験だけとなった。03/17放送
ところが最後の試験日、会場に向かう途中で早紀のお腹が痛み始める。陣痛だ。必死で会場に向かおうとするが、お腹の痛みは増すばかり…。陣痛に耐えられなくなった早紀は思わずお腹の我が子に向かって「これ以上邪魔をするなら、子供なんて必要ありません!」と言ってしまう――が、すぐに「心にもないことを言ってしまった」と赤ちゃんに謝った。
仕方なく試験を諦めて病院に向かおうとすると――不思議と陣痛が止まる。「試験に行っていいの?」という早紀の問いに、赤ちゃんはお腹を蹴って返事をした。
試験を終えるも救急車で病院に運ばれる早紀。璃子(永作博美)と藍田(谷原章介)がやってきた。正登(塚本高史)も駆けつけてくる。無事に出産が終わり、産まれてきたのは女の子。早紀はその子に“灯(とも)”と名付けた。
藍田は、早紀が試験に受かっても受からなくてもプロポーズするつもりで密かに“婚約届け”を用意していた。
正登は、早紀の出産を見守るだけのつもりで病院に来たのだったが、早紀から「赤ちゃんを抱いてあげて」と言われて灯を抱く。すると突然「認知だけはさせてほしい!」「養育費を払いたい!」と言い出した。
そして「ママ(=早紀)に認められるパパになってみせる!」と新たな誓いをたてる…。
−―結果発表の日。
結果は、残念ながら不合格。早紀は弁護士になる夢を諦め、司法試験の勉強も、大好きなチーズも封印すると言う。それを聞いた璃子や藍田は「早紀らしくない」と猛反対。2人の親友に後押しされるように、これからも司法試験合格を目指すことを決めた。
それから10年の月日は流れ――。
娘・灯は、早紀によく似た“曲げられない少女”に成長。早紀が続けている『10年日記』をこっそり読むのを密かな楽しみとしているようだった。
早紀の胸元には弁護士バッチが!司法試験に合格したのだ!!
中島先生の法律事務所は、中島・荻原法律相談事務所に改称。早紀は弁護士として、相談者のために尽力をつくしていた。
灯のお父さんである正登は、中島先生の紹介で役所に勤務し、区民の相談に親身に対応していた。
藍沢は、介護施設で調理をする仕事に就いていた。そこには璃子の姿も。実は璃子は4人目を身ごもっていた。その子は藍田の子供だそうだ。
この日も、中島・荻原法律相談事務所に相談者がやってきた。早紀が担当したのは正登の恋人だった、横谷。正登と別れたあと、お金持ちの男性と結婚したそうだが、浪費が過ぎて、今、離婚の危機に陥っているという。それで相談にやってきたのだ。
「わたしの人生は終わった」と嘆く横谷に、早紀は「人生は、終わっていません!」とキッパリ!
“曲げられない女”ぶりは、10年経っても健在だった。
<終わり>
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キャスト
荻原早紀 / 菅野美穂(かんのみほ)32歳。
弁護士の有能なアシスタント(時給1200円)。
司法試験に9回落ちながらも弁護士への夢を諦めきれない独身女。
坂本正登 / 塚本高史(つかもとたかし)
早紀(菅野美穂)と大学時代から付き合っている。
早紀の後輩だが、早紀より先に司法試験に合格した。
デートは週1、お泊り禁止で「おあずけ」状態ある。
長部璃子 / 永作博美(ながさくひろみ)
高校時代の同級生。
有閑マダムである。
藍田光輝 / 谷原章介(たにはらしょうすけ)
警察キャリア官僚。
女好きである。
早紀(菅野美穂)に興味アリ。
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