美丘 -君がいた日々-
[第9話]
09/11放送

旅行中に右手が動かし辛くなった美丘(吉高由里子)は入院することになる。高梨(谷原章介)から「もうすぐ彼女は自分の足で歩くことも、自分の手で食事をすることもできなくなる」と説明されていた太一(林遣都)は、毎日のように病院へ通い、美丘に付き添った。高梨の説明どおり美丘の体はどんどん自由が利かなくなっていく。そして記憶障害もますます進行していった。

ある日、邦彦(勝地涼)や麻理(水沢エレナ)たちが見舞いにやってきた。美丘もとても楽しそうだったが…。太一がちょっと席を外した後、病室に戻って来たとき、美丘は太一のことを忘れてしまう。ショックを受けた太一は病室を飛び出した。やがて太一のことを思い出した美丘は太一を追いかけようとしてベッドから転落する。
大きな物音を聞いて太一が戻ってくる杜、美丘がベッドの下で錯乱していた。駆け寄ってきた太一に美丘は「太一くんのこと忘れちゃうのは嫌だ」と言い、「そうなったら太一くんの手で、あたしの命を終わりにして」と懇願するのだった。

にくそうにしていることに、太一だけが気づいた。そして太一の頭に高梨の言葉が蘇る。「覚悟しておいてほしい。もうすぐ彼女は自分の足で歩くことも、自分の手で食事をすることもできなくなる」――。

ついに美丘(吉高由里子)は入院することになった。太一(林遣都)は、毎日病院に行き美丘に付き添っていた。しかし、美丘の体の自由はどんどん利かなくなっていて、自分で食事をすることも困難になり、記憶障害から、物の名前が思い出せないこともあった。そんな美丘を太一は抱きしめた。

やっと落ち着いた美丘は、高梨に「もう一度学校に行きたい」と言う。そこで美丘の母・佳織(真矢みき)と太一に付き添われ、車椅子に乗って大学の屋上へと向かった。

美丘は佳織に、ここが太一と初めて出会った場所だと説明する。美丘の言葉に、胸を詰まらせる佳織と太一だった…。

その後、美丘の容態は急変し、予断を許さない状態に陥った…。


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キャスト
美丘 / 吉高由里子(よしたかゆりこ)
嵐のように自由奔放に生き、自分の本能を決して抑えようとしない。
治療法も特効薬もない不治の病を脳に抱えている。
太一 / 林遣都(はやしけんと)
平凡な学生生活を送っていた大学生。
美丘に惹かれ、いつしか恋に落ちる。
美丘の愛を全身で受け止め、彼女がこの世に生きていたことの証人になろうと決意する。
/ 真矢みき(まやみき)
/ 勝地涼(かつぢりょう)
/ 水沢エレナ(みずさわえれな)

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