特急田中3号
[第9話]
田中(田中聖)は照美(栗山千明)と三島(高橋一生)が湘南モノレールに一緒に乗り込むところを目撃してしまい、落ち込んでいた。しかし照美の母・恵子(高橋ひとみ)から照美は亡き父との思い出である寝台特急北斗星に乗ることが夢だと知り計画を始める。06/08放送
桃山(秋山竜次)は父が役員会で解雇になり、家族会議に参加。父も弟も他の企業へポストが用意されていると聞いた桃山は、自分も一流企業のABC観光から内定をもらった事を打ち明ける。しかし父は「ホテルチェーンの息子だからだ」と言い張り、またもや喧嘩別れをしてしまう。
寝台特急の計画を聞いた花形(塚本高史)は理子(平岩紙)を呼び出し、告白をしようと思うが上手く行かず。しかし思い切ってキスをする。そして2人の恋は成就しラブラブに。しかし恋は上手くいっても就職の話が飛びそうなのだ、前回働かないかと誘われた小さい旅行会社の社長・島岡(中川家礼二)に大手旅行会社から引き抜きの話がきて、長岡は自分の会社を取るか転職するかで迷っている最中なのだ。
桃山も琴音(加藤ローサ)と仲直りする為に2人で会うのだが、琴音に「プレゼントはくれても言葉をくれない」と突き放され今まであげたプレゼントを全部返されてしまう。しまいには桃山の父が役員会で解雇された事を聞きつけたABC観光からも内定取り消しの電話が…。怒った桃山はABC観光に乗り込むが先客がいた。なんと桃山の父が人事を怒鳴りつけていたのだ。その姿を見た桃山は感動。2人きりで話そうと父と電車に乗ることに。そして2人は打ち解けあうのであった。
そんなある日、田中クリーニング店に謎の青年・柴原徹(亀梨和也)がやってくる。柴原が預けたワンピースは田中らを置いて家を出て行った母・静江(斉藤慶子)の着ていた服だった。静江は子連れの男と再婚していた、柴原は旦那の連れ子だったのだ。しかし最近柴原の父が他界、そのせいで静江はひどく落ち込み、体調を崩しがちだという。柴原自身も留学する身で、田中たちに静江の様子を見て欲しいと頼みにきたのだった。
一方、大きなプロジェクトを任されて仕事に燃えている照美、三島がやり直したいと迫る中、今は1人で頑張りたいとハッキリ伝える。素直に引き下がる三島、照美は元気のない三島の様子に気づく。実はこの三島は秘密を抱えていた。なんと最近まで付き合っていた彼女・未来(愛実)が妊娠していたのだ。
未来が妊娠した事を聞きつけた田中は、照美の家から帰る三島を発見。照美にその事を話したのか問い詰めるが、三島は首を振るだけ。元カノの妊娠を聞いてもなお照美の家に行った三島を許せない田中は思わず殴ってしまう。それを偶然見ていた照美は、田中に「二度と姿を見せるな」と激しく怒鳴りつけてしまう。ショックを受けた田中はその場を立ち去った。
三島から全てを聞かされた照美は、三島に「早く彼女の元に帰れ」と叱り、そのまま田中家へ。毛布に包まって落ち込んでいる田中のベッドに腰かけ、素直に謝る。突然の出来事に驚き起き上がった田中は思わずバランスを崩し、照美もろともベットの下へ落ちてしまう。しかも落下の衝撃で2人はあやまってキスをしてしまい…。
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キャスト
田中一郎 / 田中聖(KAT-TUN)東京産業流通大学一年生。予定日より2ヶ月早く特急「さざなみ」の車内で生誕し、その因果かやたらせっかちな性格。ホラ話ばかりしていたため友達はいなかった。ひょんなことから鉄道研究会に入会し、花形と桃山に感化されると共に、友達と言える始めての存在になった。
目黒照美 / 栗山千明(くりやまちあき)
ファッションアパレル事業部・派遣社員で、今後、正社員を目指す決心を固める。
桃山誠志 / 秋山竜次(あきやまりゅうじ)
四浪した挙句入学した商学部6年生で、鉄道研究会の会員。三人の中では容姿・能力共にマニア度が一番高い。
花形圭 / 塚本高史(つかもとたかし)
4年生で鉄道研究会の会員。時間にうるさく神経質な性格ではあるが、よく見たら男前と言われることが多く、鉄道研究会の中では一番モテる。
渋谷琴音 / 加藤ローサ(かとうろーさ)
派遣社員。実家は鹿児島で、単純に都会暮らし目的で卒業後に上京した。父親は地元で酒造メーカーに勤務しており、その影響のためか、お酒好きで知識も豊富ではあるが、酒癖は悪い。将来の目標は玉の輿に乗ること。
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