「最後から二番目の恋」が「旬じゃない」キャスト陣で成功している理由
(02/28)
フジテレビ系ドラマ「最後から二番目の恋」の視聴率がじわじわと上昇してきている。23日(木)放送の第7話では、前回から1.4%上昇して13.1%と、初回から含めての最高値を記録した。
その裏にはベテラン俳優・女優陣の安定した演技力と、それぞれのキャラクターをしっかりと立てて独特の雰囲気を作りあげている脚本の良さにありそうだ。
第7話では真平(坂口憲二)が抱える病気について明らかになった回で、それが気になった視聴者の関心を集めての視聴率上昇だと考えられる。
和平(中井貴一)がとつとつと病気について千明(小泉今日子)に語るシーンは、何も派手な演出は無いもののその口調に冒頭から引き込まれた。
このドラマには、いわゆる「今が旬」のアイドル・若手俳優が一人も出演していない。
小泉今日子、内田有紀、飯島直子といった顔ぶれも豪華ではあるが、共通して(失礼だが)「過去のアイドル」である。
キャストありきで、旬の俳優のプロモーションビデオのようなドラマを作る現場が多くなっている中で、このドラマの成功は中々珍しい現象。
「45歳からの恋」という明らかにターゲットは中高年のドラマだが、これから40代に向かっていく若い層の興味も引いての結果なのかもしれない。
視聴者としては「最後から二番目の恋」というタイトルに隠されている秘密が気になるところ。
最終回に向けて、さらに視聴率上昇となるだろうか。
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