神木隆之介オタク化で主演ゲット!?「桐島、部活やめるってよ」で映画オタクに
(12/15)
神木隆之介クンが2012年公開の映画「桐島、部活やめるってよ」で主演を務めることが分かりました。
原作は第22回小説すばる新人賞を受賞した現役早稲田大学生・朝井リョウ氏の同名デビュー作で、新人作ながら累計12万部を突破するという異例のヒット作です。
高校生活でありがちな、おしゃれをして男女交際にはしゃぐ「上」グループと、存在を消し空気になることに徹する「下」グループという、教室内に構成されるヒエラルキー。
同作はこのヒエラルキーの崩壊をテーマにしており、クラスの中心的人物でタイトルにもある"桐島"がバレー部を退部したことをきっかけに、クラス中に小さな動揺が生まれていくというストーリー。
しかし、作中にはこの桐島は登場しないまま物語は進み、映画版では神木隆之介クン演じる映画部の前田と、野球部の幽霊部員・菊池(東出昌大)の二人にスポットが当たります。
神木隆之介クンが演じる映画部所属の主人公・前田は、ヒエラルキーの「下」に属する静かな存在ですが、映画オタクなので映画に対しては熱く語り始める一面もある青年。
役作りについては、「撮影に入る前はオカルト映画を見たり、リハーサル時には監督と前田の性格、境遇、生い立ちなど、キャラクター設定を話し合い、役づくりをした」とのこと。
神木隆之介クン自身も幼い頃から鉄道マニアでよく写真を撮っており、それが派生してカメラも趣味になったり、近年ではライトノベルを愛読しアニメなどもよく見ているという、"オタク気質"。
映画オタクであるという主人公が、映画について熱く語るシーンなどは、神木隆之介クンにも通じるところがあったのかもしれません。
撮影は12月末まで高知市で続きます。
神木隆之介クンと共にメインの生徒を演じる東出昌大クンはモデルとして活躍しており、本格的な演技はこれが初めて。
600人以上が参加したワークショップから3ヶ月かけて選ばれたその実力に期待がかかります。
また、ワークショップからは落合モトキくんや太賀クンも出演を決めています。
監督を務めるのは吉田大八氏で、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」で長編デビュー、同作が第60回カンヌ映画祭の批評家週間に正式招待されるという快挙を果たした監督です。
神木隆之介クン主演の期待作「桐島、部活やめるってよ」は2012年公開。
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