平泉が再度世界遺産に挑戦へ!小笠原諸島とともに世界遺産推薦へ
(01/18)
政府は18日午前、世界遺産条約関係省庁連絡会議を開き、「平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」(岩手県平泉町)世界文化遺産を、「小笠原諸島」(東京都)を世界自然遺産に推薦することを正式決定した。2月1日までに推薦書を国連教育科学文化機関に提出する。平泉は2008年の世界遺産委員会で落選していた。構成資産を9から中尊寺(平泉町)など6つに絞り込んでの2度目の推薦となる。
小笠原諸島は周辺海域を含む約7400ヘクタールが対象で、固有動植物約500種が生息している。推薦に関しては、外来生物の駆除などの課題があったが、課題解決にめどがついたこともあり、今回推薦が実現した。
今後については、今年中に、平泉については国際記念物遺跡会議、小笠原諸島については国際自然保護連合による現地調査が行われ、11年夏の世界遺産委員会で世界遺産登録の可否が審議されるという。
年々、世界遺産の登録率が減っているが、その中で平泉と小笠原諸島は世界遺産に登録されることができるのだろうか?
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