29日発生の新幹線停電トラブルの原因が判明!?停電の原因は人為的ミスだった?

(02/01)
1日、JR東海は先月29日、東海道新幹線で停電により約3時間にわたり運行がストップするというトラブルの原因が判明したと発表した。

その停電トラブルは、29日午後2時ごろ、東海道新幹線の品川−小田原間で停電が発生し、午後5時13分に復旧するまでの約3時間半、両駅間の上下線で計6本が立ち往生し、うち5本に乗車していた計約3100人が缶詰め状態となったというもの。

運転見合わせ区間は一時、上りの新大阪−東京間、下りの東京−岐阜羽島間まで拡大。上下線で最大4時間半、計約14万9000人に影響が及んだ。

ホームは新幹線を待つ利用客で溢れかえった今回の停電トラブル。

その原因がボルトの付け忘れであったことがJR東海の発表によって判明した。

JR東海が調査したところによると、当日の停電直前に新横浜―小田原間の下りを走行していたこだま659号の12号車にあるパンタグラフが壊れているのを発見、パンダグラフを固定する部品が4本見つからなかった。このパンダグラフは28日取り付けられたもので、JR東海が作業にあたった社員に調査を行ったところ、ボルトを締め忘れていたことが発覚した。JR東海は作業にあたった社員を処分するとともに、作業手順も見直す予定。

今回のトラブルは、人事的なものだっただけに、今後のJR東海の指導体制に注目が集まる。
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