新型インフルエンザワクチン接種後の死亡例、初の10代
(12/10)
厚生労働省が9日、新型インフルエンザワクチン接種後の副作用による10代の死亡例を発表した。志望したのは山口県内の男性。同副作用による死亡報告は8日までに64件あったが、未成年の例は初めてである。死亡した男性は、11月27日にワクチン接種を受けた際に腹痛とだるさを訴えていた。4日後に勤務先から体調不良で帰宅後、嘔吐して死亡しているところを発見された。死因は現在調査中とのこと。
なお男性には、免疫機能が自身の組織を攻撃する自己免疫性疾患などの持病があったという。
男性の主治医は、腹痛などはワクチンの副作用で起こった可能性が考えられるが、死亡との直接の関係はないとしている。
厚生労働省が開く専門家会議で詳細が調査されるとのこと。
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