来春出発予定のママさん宇宙飛行士･山崎直子さん｢宇宙で和楽器を奏でたい｣と抱負語る!!
(12/29)
来年3月､スペースシャトル「ディスカバリー」で国際宇宙ステーションへ飛び立つ宇宙飛行士の山崎直子さんが28日､年明けからアメリカで始まる実践訓練を前に帰国。都内で記者会見した。宇宙に行く日本人女性は､向井千秋さん以来11年ぶりで､7歳の娘を持つママさん宇宙飛行士として注目を集める山崎さん。
会見では､「宇宙で和楽器を奏でたい」と語った山崎さんは､飛行士候補に選ばれた1999年に､「琴を弾きたい」と語っていた。宇宙に琴を持ち込む予定で､夢の実現がすぐそこまで迫った。
シャトル･コロンビアの事故で計画がずれ込んだため､飛行時期が大幅に遅れ､ようやく叶った11年目での宇宙飛行。喜びも一入だ。
山崎さんは約2週間の任務中､ロボットアームを使ったシャトルの機体点検や輸送物資の運搬責任者などを担当。
今回の任務で､スペースシャトルは現役を退くことが決定しているため､山崎さんは日本人最後のスペースシャトル乗船者となる。
山崎さんが向かう国際宇宙ステーションには､23日から野口聡一さんが長期滞在しており､顔を合わせることになる。
山崎さんは､「野口さんとはすしを一緒に握りたい」と語った。来年春､ママさん飛行士を乗せて最後のスペースシャトルが宇宙へと旅立つ。
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