★マイリー・サイラスの「ヒップホップ侮辱発言」にブーイング(2017/05/09)
しばらく音楽活動に没頭し、ヒップホップにも傾倒していたマイリー・サイラス。しかし先日、マイリーは人気誌の取材に応じ「今はそれほど夢中ってわけじゃない」「えげつない歌詞が私にはしっくりこない」と語り、ヒップホップファンの一部から猛批判されてしまった。それに驚いたマイリーはインスタグラムで「インタビューの一部しか使用されなかった」と釈明し、「私は全てのアーティストを尊敬しているわ」と綴った。
『Billboard』誌のインタビューで、マイリー・サイラスはかつて共演したフォークシンガーに「影響を受けた」とコメント。さらにケンドリック・ラマーの楽曲『Humble』も好きだと明かしたうえで、このように続けた。
「そう、(いかにもヒップホップな曲は)もう聴けない。『こっちに来て俺の上に座りな』みたいな曲はムリ。そういう曲のせいで、私は少しヒップホップシーンから逸脱した。そんな感じね。」
「ランボルギーニやロレックスを買ったとか、女の子とエッチなことをしているとか…。私はそういうタイプとは全然違うし。」
この発言に一部ファンが反発し、SNSにはマイリーを叩くコメントがズラリと並ぶことになってしまった。中には「前はヒップホップを全面に出していたくせに」という痛烈な批判もあったため、マイリーも釈明せざるを得なくなったようだ。マイリーはこのほどインスタグラムを更新し、このように記している。
「残念ながらインタビューの一部しか掲載されなかった。出版物がインタビューの一番センセーショナルな部分を取り上げる―それって、よくあることだけど。」
「だからハッキリさせておくわ。私は真実を伝える全アーティストを尊敬しているの。それに音楽の全ジャンルを高く評価しているわ。(カントリーも、ポップスも、オルタナティヴも…でもあのインタビューではラップについて聞かれたの。)」
しかしファンからは、「ヒップホップ系で金儲けした挙句に捨てたわけか」といった厳しい意見も書き込まれていた。
特にジャンルを定めず音楽活動を展開しているマイリーは「たくさんのサウンドやスタイルを探る機会を持てたことに感謝しているの」とも付け加えているが、ヒップホップを心より愛するファンにとって彼女の「ヒップホップ離れ」と「歌詞叩き」は許容しがたい屈辱であったようだ。
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