★シャロン・ストーン、セクハラ疑惑のジェームズ・フランコを擁護「すごく良い人」(2018/03/23)
映画『スパイダーマン』『猿の惑星: 創世記』などで知られる俳優ジェームズ・フランコ(39)は素晴らしい演技力とルックス、また良い作品を生み出す才能に恵まれ、若くしてハリウッド映画界のトップスターになった。しかしその彼に「セクシャルハラスメント行為を受けた」とする女性達が現れ、映画業界で大騒動に。そんな中、女優シャロン・ストーン(60)がジェームズのことを「彼は良い人」などと語ったために物議を醸している。
ハリウッド映画界のトップスターである一方で大変勉強好きなジェームズ・フランコは、大学院でも学習。自らも教壇に立ち話題になったが、数年前にはSNSで“10代少女に大人の誘い”をかけるなどハレンチぶりも露呈したことがある。そんなジェームズに対して、元教え子を含む5人もの女性が「性的な行為を受けた」と告発していた。
『ロサンゼルス・タイムズ』によると、元教え子4人とメンタリングを受けていた1人がジェームズによる行為を告白。教え子だったヒラリーさん(Hilary Dusome)は2012年に起きた出来事を回顧し、彼の「アート系映画」に出演することにしたもののあるシーンで「シャツを脱げ」と命じられたこと、またそれを拒否したばかりにジェームズが立腹し、セットから出て行ったこともあったと暴露した。
「こう思っていたんです。一生懸命頑張ったから選んでもらえたんだ。私にとってはメリットなんだって。でも、後で気づいたんです。良いバストだから選ばれたんだって…。そして私は誤解していたことに気づきました。」
「彼も悪意があって教鞭をとり始めたわけではないと思います。でも堕落して、その過程で多くの人にダメージを与えてしまったのよ。」
ジェームズの代理人は「そういった要求はしていない」と断固として否定したが、ジェームズの元交際相手も彼の態度を批判、車内で突然オーラルセックスを強要されたなどと主張していたのだ。
そんなジェームズにつき、ハリウッド女優シャロン・ストーンはあるポッドキャストでこのようにコメントした。
「私も驚いたの。突然、彼が悪人にされてしまっていたから。彼と仕事をした経験(映画『ザ・ディザスター・アーティスト(原題:The Disaster Artist)』)があるわ。彼のことなら知っているの。」
「彼は誰よりもラブリーで、優しくて、エレガントなナイスガイ。親切な友人で、素敵なプロの俳優なのよ。だからこんなスキャンダルが起きて、私は愕然としているの。」
「この件については、白と黒でハッキリしない。」
「何をしているのか分かっていない男の全員が、犯罪者ってワケじゃない。多くの男はただおバカさんなのよ。」
またシャロン本人も、過去に別の男性から同じような経験を受けたとのこと。しかし「だからってセクハラされたとは思わない」とシャロンは断言し、「もう二度と電話してくるなって気分にはなったわ」「人生を台無しにしてやろうとは思わないものの、なんて愚かなのって思った」と自身の経験談と当時の心境を明かしている。
これら一連の発言で、シャロンにも少なからずしわ寄せが及ぶ可能性も高そうだ。多くの女性が「断固として許さない」とセクハラ撲滅を訴えるなか、シャロンは逆風をどう受け止めるのか。
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