★ナタリー・ポートマン、イヴァンカ・トランプの夫を「彼は悪玉になり果てようとしている」(2018/06/21)
大変聡明で、名門大学卒の女優としても知られるナタリー・ポートマン(36)。彼女がこのほど人気番組に出演し、大学時代からの友人だったジャレッド・クシュナー氏(ドナルド・トランプ大統領の上級顧問)に言及した。なんと「彼は悪玉になり果てようとしている」とメッタ斬りにし「すでに友人ではない」ともほのめかしたのだ。
ドナルド・トランプ大統領の娘イヴァンカ・トランプの夫ジャレッド・クシュナー氏は、今やトランプ氏の上級顧問という役割を担う政府の人間である。その彼と同じハーバード大学を卒業したナタリー・ポートマンが『The Late Show with Stephen Colbert』に出演し、ホストからこのように話を振られた。
「あなたはジャレッド・クシュナーと同じハーバード大学を卒業したのですよね?」
これに「その通りよ」と答えたナタリーは、続いて「ジャレッドとの思い出などはありますか」と問われてこう答えた。
「互いにフレンドリーな関係ではあったのよ。」
「でも友人だった人物が悪玉になり果てようとしているから、シェアできる面白い話は多くはないわね。」
あえて「友人だった」と過去形を用い、すでに関係は切れているとナタリーは示唆。さらに「あの人はこんな風にインタビューで言っていたのよ。政治のせいで失った友人もいるが、“角質を落としたようなものだ”って」「だから『あら、なら結構よ』って気分になったわ」と明かした。
「あなたが角質ということでしょうか?」
そう尋ねたホストにナタリーは「ええ、(でもかえって)誇りに思うわ」と答え、トランプ支持に回らなかった自分の決断に自信を滲ませた。
ちなみにナタリーとジャレッド氏はかつて交友があり、互いの挙式にも参加したほどなのだ。しかしアメリカ大統領選でナタリーはヒラリー・クリントン氏を支持。トランプ氏の勝利には動揺したものの「その結果を生かすこともできる」としてこう語っていた。
「ポジティブなこともあるわ。このような結果になり、多くの人々が『自分達のコミュニティーにてポジティブな影響をもたらす存在にならなくては』と行動を起こすようになったのよ。」
「これからもこの動きを止めちゃダメ。(この敗北は)自分達で変化をもたらすエネルギーを得た瞬間でもある。これはエキサイティングなことだと思うわ。」
暗に「トランプ大統領には何も期待はできない」と示唆しつつ、「自分達が行動を起こす時が来た」と多くの人々が立ち上がったことを歓迎したいとしたナタリー。ジャレッド氏との友情はもろくも崩れてしまったが、トランプ政権を支持した彼との友情破綻にまったく未練はないようだ。
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