★「ハリー・ポッター」を終えたダニエル・ラドクリフ、精神分析医のもと「悲しみ」や「喪失感」と向き合う(2010/09/22)
「ハリー・ポッター」シリーズ最終章の撮影を終えたダニエル・ラドクリフが、新作映画の“役作り”のため精神分析医のもとに通っているそうだ。
ホラー小説が原作の3D映画『The Woman in Black』(原題)に弁護士アーサー役で主演することが決まっているダニエル。映画のストーリーは、亡くなった老婦人の遺産を整理するために屋敷を訪れた若き弁護士が、自分以外の“何者か”の存在を感じる奇妙な出来事に巻き込まれていくというもの。
米digital spyによると、映画関係者は「アーサーは成熟した、それでいて複雑な感情を抱えた難しいキャラクターです。ダニエルは役作りに悪戦苦闘ですよ」と話す。現在ダニエルはアーサーの感情を理解するために精神分析医からアドバイスを受けているそうだ。今月2日に自身の1番のファンであった祖母を亡くしたダニエルは、そのときの「悲しみ」や「喪失感」と向き合うことでこの映画に必要なものを表現しようとしているという。
悲しい思い出も俳優としての厚みに繋げていく強さ。8年に及ぶ長編シリーズを経て俳優として大きく成長したダニエルの演技に期待したい。
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