なでしこ3発圧勝で初のメダル確定! 決勝の相手は世界ランク1位のアメリカ!

サッカーの女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会は13日(日本時間14日)､準決勝が行われ､世界ランク4位の日本は同5位のスウェーデンと対戦｡
3-1で逆転勝ちし､W杯､五輪を通じて初のメダル獲得が確定した｡

日本は前半10分にミスから先制を許したが､同19分に初先発のFW川澄が左からのクロスを押し込み同点｡
その後も押し気味に試合を進め､前半は1-1で折り返した｡

後半に入ると､日本は華麗なパスワークで平均身長が10センチも高いスウェーデンを圧倒｡
15分に沢がヘディングで勝ち越し点を奪うと､4分後には川澄がこの日2点目となるロングシュートを無人のゴールに突き刺した｡

今大会の"なでしこJAPAN"は､ベテラン沢を中心に､ドイツでプレーする安藤ら海外組､熊谷らユース世代からの昇格組がバランスよく結集｡
グループリーグを2勝1敗の2位で通過すると､準々決勝では優勝候補のドイツを破り､勢いに乗ったままこの日の準決勝を迎えていた｡

決勝の相手は､世界ランク1位で3大会ぶり3度目の優勝を狙うのアメリカ｡
これまでの対戦成績は0勝21敗3分と一度も勝った事がない相手だが､キャプテンを務める沢は､
｢決勝で米国とやるのが夢だった｡絶対に金メダルを持って日本に帰りたい｣(産経ニュースより)
と気合い十分｡
安藤も､
｢ここまできたら優勝カップを掲げたい｡(決勝の相手､米国は)強豪だが､最高の舞台で倒したい｣(同)
と力強く語った｡

決勝は日本時間18日､午前3時45分に始まる｡

(2011年7月14日)

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