吉本がタカトシをイチ押し！？で追われる？オリラジ

「欧米か！」でおなじみのお笑いコンビ「タカアンドトシ」が絶好調だ。

1994年デビューで意外と？　芸歴の長いタカトシは2001年に北海道から東京に進出､昨年一気にブレイクした。今や「欧米か！」はタカトシの代名詞でもあり､子供から大人まで誰もが知っている看板ギャグだ。

二年目のジンクスなどものともせず､今やレギュラー4本､準レギュラー6本を抱えている売れっ子で､旅行代理店「エイチ・アイ・エス」などＣＭにも引っ張りダコ。

今年4月からはキー局でメインMCを務める番組を持ったり､この夏の日テレ「24時間テレビ」ではパーソナリティーを務める。

そんなタカトシがとうとうテレビで冠番組を持つ日が来る？　というウワサが聞こえてきた。

タカトシは地元・北海道や､愛知ローカル局､ラジオでは冠番組を持っているが､テレビの全国放送ではまだ。そこで､テレビキー局がこぞってタカトシの「初冠番組」を狙っているという。

「同じ吉本興業の若手コンビ『オリエンタルラジオ』は現在三本の冠番組がありますが､どれも低視聴率で苦戦しています。

ほとんど下積みを経験していないオリラジと違って､タカトシはライブでもまれて鍛えられている。司会者として番組を仕切れるし､他の出演者との絡みもこなせる。

各局ともオリラジに見切りをつけてタカトシにシフトするのではないか（テレビ関係者・日刊ゲンダイ）」

怪芸人・中田カウスの跳梁に始まったお家騒動を抱える吉本興業は､今月末に株主総会を迎える。

上場企業の吉本としては､暴力団問題などの黒いウワサに対して毅然とした姿勢を示すことはもちろん､投資家にアピールするためには､メインの業務内容である「お笑い」の事業方針の収益性や健全性のアピールも重要となる。

つまり､いつまでも数字の取れない芸人に番組を持たせていては「不採算事業」の烙印を押されてしまうということ。

そのせいか？　それを口実に？　株主総会を期にプッシュする芸人のシフトを激変させるのでは？　という話も聞こえてきた。

オリラジOUTでタカトシ､あるいはハリセンボンIN､というフォーメーションチェンジの日が来るかもしれない。（淺川）