えっ!? 黒木メイサが普天間基地問題で一肌脱ぐ!?

(05/25)

沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐり､大揺れに揺れている鳩山政権｡

連立政権を組む社民党の福島党首が､沖縄県内移設に反対の姿勢をアピールする意向を示すなど､このままでは空中分解しかねない｡

そんな騒動の中､突如として名前が浮上したのが､ドラマ｢新参者｣(TBS系)で美人記者役を演じている女優･黒木メイサ(くろきめいさ=21)｡

人気女優と基地問題､何のつながりもないようだが…｡そのあたりの事情を｢週刊現代｣(6/5号)が報じている｡

ファンなら先刻承知だが､黒木は沖縄県出身｡

しかも､基地の移設先候補地として連日のようにニュースに登場する､名護市辺野古地区で生まれ育っている｡ジュゴンの住む美しい海が辺野古の海であり､その海を埋め立てての米軍飛行場を建設するというのが今回の計画｡

黒木はそのエキゾチックな風貌でわかるように､日本人の母親と日本人とアメリカ人のハーフの父親の間に生まれたクォーター｡

今回の基地移転騒動の中､黒木の名前があがったのは､その父親の影響だという｡

(以下引用)

名護市政界関係者がこう話す｡

｢実は､昨年亡くなった黒木さんのお父さんは､地元企業の元幹部で､熱心な基地移設賛成派として知られていました｡生前は､辺野古沖への基地移設を実現するため､防衛省の出先機関や市役所などを回っていました｡そのため､『娘のメイサさんも､基地移設に賛成してくれるのではないか』という声が､一部で上がっているのです｣

辺野古への基地移転に関しては､埋め立て工事などによって地元建設業者らが潤うため､それを理由に賛成している住民も多いと言われる｡

しかし､この政界関係者によれば､黒木の父親は安全保障問題に造詣が深く､そうした利権話とは関係なく､純粋に日米安保のため､基地は必要だと考えていたという｡

｢もう10年ほど前のことですが､まだ子どもだった黒木さんが､お父さんに連れられ､名護市で開かれた基地問題の集会に来ていたのを見かけたことがあります｡黒木さんにはお姉さんがいて､妹に勝るとも劣らない超美人として地元では有名｡基地賛成派からすれば､『あの美人姉妹が応援してくれれば』という気持ちがあるのです｣(移設賛成派の住民の一人)

(引用｢週刊現代｣より)

しかし､同誌が黒木の事務所に取材したところ､｢黒木の父が生前何をしていたのか確認できませんし､本人も家族も､基地問題に関わっていることは､いっさいありません｣とのこと｡

移転賛成派がいくら黒木を担ぎ出そうとしても､政治色がつきそうな行為を事務所側が許すとは思えない｡黒木担ぎ出し作戦も､民主党のマニフェスト同じく｢絵に描いた餅｣になりそうだ｡(松野)