韓国で「口パク禁止法案」が提出! 大半のK-POPアーティストが当てはまる!?
(05/21)

東方神起、BIGBANG、少女時代、KARA…彼らは日本で活躍するK-POPアーティストたちである。
『冬のソナタ』に始まった空前の韓流ブームも落ち着いてきたと言われているが、まだまだK-POPの人気は高い。
5月16日付のオリコンシングル週間ランキングでは、2位にMBLAQ、4位にチャン・グンソク、5位に少女時代がランクインするなど、日本のアーティストを凌ぐ人気だ。

そんなK-POPだが、本国・韓国で"口パク禁止"の法案が提出されたとして話題となっている。
『東京スポーツ』が報じている。

その法案とは、13日に自由先進党のイ・ミョンス議員により国会に提出されたもの。
「商業的な公演および放送で、事前の告知もなく"リップシンク"(いわゆる口パク)を行うのは欺瞞である」
と、口パクを禁止する内容だった。

もしこれに違反した場合は、
・1年以下の懲役
・1000万ウォン(約75万円)以下の罰金
が科されるとのことである。

イ議員は、
「昔の歌番組はバラード、演歌など多種多様な歌が聴けたのに、最近はダンス中心のアイドルばかり。
この状況では歌ではなく、ビジュアル重視の歌手ばかりになってしまう」
と法案提出についてコメントを発表した。

確かに現在日本で活躍中のK-POPアーティストは、ダンスパフォーマンスが主なグループが多い。
ビジュアルもその人気の秘訣であるため、イ議員のコメントも分からなくはない。

ダンスをしながら歌うのは非常に大変である。
少女時代もステージ中に曲の同じところが繰り返し流れるというハプニングに遭遇、口パクが発覚。
世界でもマイケル・ジャクソンやマドンナ、東方神起が一部口パクをしていると明かしており、激しいダンスナンバーの時の多少の口パクは致し方ないのかもしれない。

同法案において口パクで公演を行う場合は事前に観衆に通知すれば良いそうだが、
「本公演では録音された音声を使用することがあります」
などと前もって言われてしまうと、幾分か興ざめしてしまいそうである。

果たして、このまま"口パク禁止法案"は可決されてしまうのだろうか。(今井)


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