高岡蒼甫のツイッター騒動にフジテレビが反論! 韓国ドラマ放送は｢視聴者から要望｣

俳優･高岡蒼甫(たかおかそうすけ=29)のツイッターをきっかけに､ネット上では韓流ブームに偏向するフジテレビを批判する声が相次いでいる｡
騒動は芸能界､さらには政界にも飛び火し､お笑いタレント･ふかわりょう(36)や参議院議員･片山さつき(かたやまさつき=52)などが相次いで高岡を擁護するコメントを発表｡
フジテレビの放送内容に関して､疑問を抱いていた人がいかに多かったかを物語っている｡

しかしその一方で､フジテレビにも事情があると指摘する声もある｡

地方テレビ局勤務だという男性のブログ『ニセモノの良心』では､テレビ業界の制作費不足を説明し､
｢そんな中CXがお昼の時間帯に韓国ドラマをかけているのは､別に韓国の陰謀でも電通の陰謀でもなんでもなくて､単純に安いから｡
そしてその割に視聴率をとるから｣(注:CXはフジテレビの略称)
と指摘｡
安価で視聴率が見込める韓国ドラマを､
｢要はコンテンツ業界のユニクロ｡すげー安くてそこそこ品質がいい｣
と表現している｡

そんな中､『J-CASTニュース』では渦中のフジテレビを直撃｡
際どい質問をぶつけている｡

『J-CASTニュース』によると､同局広報部は､韓流偏重という批判に対し､
｢朝から晩までやっているわけではありません｡ゴールデンタイムもすべて韓流ではなく､ほかの国のものもあります｣(フジテレビ広報部:J-CASTニュース)
と反論｡
放送内容について､
｢私どもとしては､適正ではないかと思っています｣
と説明したという｡

さらに､『ニセモノの良心』で指摘された制作費については､
｢韓国ドラマは､安く上げられるからということはありません｡予算の都合ではなく､視聴者から要望が多いものを流しています｣
と否定｡
あくまで視聴者からの要望に応える形で放送していると主張しているようだ｡

8月8日の｢フジテレビの日｣に同局の番組を見ない運動がツイッター上で広がるなど､騒動は日に日に過激さを増してきている｡
果たして､一部視聴者とフジテレビの溝が埋まる日は来るのだろうか｡(伊原)