島田紳助､引退のキッカケとなった右翼団体とのトラブルの真相が明らかに!

(08/30)

今月23日､暴力団関係者との交際を理由に芸能界を引退した元タレントの島田紳助(しまだしんすけ=55)｡

引退の日に行った緊急会見で島田は､指定暴力団山口組幹部と親密な仲になったきっかけについて｢10数年前に起こった解決できないトラブル｣と語っていた｡

『週刊ポスト』によればそのトラブルは､1991年4月から2002年3月まで関西を中心に放送されていた島田のレギュラー番組『紳助の人間マンダラ』内で起こったという｡

｢番組で紳助が､収録に遅れそうになってタクシーを飛ばしていたときに前を右翼の街宣車が軍歌を流しながらトロトロ走っていたという話を始めたんです｡
紳助が『何トロトロ走っとんねんボケカス!』と怒鳴ると街宣車からいかついお兄ちゃんがゾロゾロ出て一悶着あった､と｣(当時を知る関係者:週刊ポスト)

この件について､いつもの語り口で面白おかしく話した島田｡
ところがある右翼団体の幹部がそれを見て激怒､番組の制作を担当していた関西テレビに乗り込んで来てしまった｡

局スタッフが必死の謝罪を繰り返す横で､島田は強情な性格が災いして本気で取り合おうとしない｡
ついに関西テレビに右翼の街宣車が来るという事態に発展してしまい､そこで初めて島田はうろたえ始めたのだという｡

｢紳助は突っ張った言動で世に出てきたものの本当はメチャクチャ小心者なんです｡
ことが大きくなったことにうろたえ局と一緒に解決策を考えればいいのに独りであちらこちらに相談し､事態を収めようとあがいた｣(同)

島田の頭の中には､トラブルの責任を取り､芸能界を去るという選択肢がよぎっていた｡
しかし何とかそれを避けようと足掻くうち､元プロボクサーの渡辺二郎(わたなべじろう=56)氏を介して山口組の若頭補佐･橋本弘文(はしもとひろふみ=64)氏を紹介してもらうに至る｡

そして橋本氏にトラブルを解決してもらった島田は彼に深い恩義を感じ､その後も親密な交際を続けていたのだという｡
引退後に発覚したメールのやり取りの中には｢会長に守られてると思うと心強いです｣などの言葉も見られ､島田がいかに橋本氏を信頼していたかが窺える｡

ちなみに『紳助の人間マンダラ』には現在『はねるのトびら』(フジテレビ系)などで活躍中のお笑いコンビ･キングコングや､高学歴芸人コンビとしてクイズ番組で活躍中のロザンらもレギュラー出演していた｡(高橋)