三ヶ月で休刊！「コミックヨシモト」大ゴケの結末！！

(09/09)

吉本興業が創刊したマンガ雑誌「コミックヨシモト」が､創刊三ヶ月余りで休刊することがわかった。「東京スポーツ」が報じている。

この「休刊」というのは出版業界的な“言い換え”。もちろん廃刊ということだ。

「つい先日､第6号が発売されたばかりですが､あまりに売れないんで休刊を決めたようです（出版プロデューサー・東京スポーツ）」

出版事業への本格参入を図った吉本は､今年2月にワニブックスと共同出資し新会社を設立。6月には「コミック―」を創刊。隔週発売で､20～40代の男性にターゲットを絞ったマンガ誌だった。

「準備金で二億円くらいかかりますからね。毎号､何千万円かの赤字だと思いますよ。

これ以上（赤字が）膨らんだら､取り返すのが大変。だから早々と休刊を決めたんです（同）」

吉本が総力を挙げたプロジェクトとあって､原作には桂三枝や島田紳助の大御所の名前も「クレジット」
9月4日に発売された最新号は､ムーディー勝山の表紙＆インタビューや､麒麟・田村裕の貧乏話が掲載されている。

創刊当時は､折しも“怪芸人”中田カウスの跳梁から始まった吉本のお家騒動が話題になり始めた頃。
吉本はダーティーイメージ払拭のためのポジティブキャンペーンに所属の芸人を大量動員､雑誌のプロモーションと吉本自体のイメージ回復を図ったが､結局空回りに終わってしまったようだ。

肝心のお家騒動の方は､暴力団との黒い関係などによって中田カウスや島田紳助が逮捕へカウントダウン？　といった話が囁かれるようになっている。（淺川）