佐々木希、準主演なのにセリフなしの屈辱! 「謎の美女」がハマリ役

11月5日に放送されたスペシャルドラマ『火車』(テレビ朝日系)でミステリアスな女性を演じた佐々木希(ささきのぞみ=23)。
同作は直木賞作家・宮部みゆき(みやべみゆき=50)原作の傑作ミステリーで、佐々木の役どころは主演・上川隆也(かみかわたかや=46)に次ぐ準主演とあって、その演技に注目が集まっていた。

しかし蓋を開けてみてビックリ。
佐々木はドラマ2時間のドラマ中、最初の1時間半は捜査線上に浮かび上がった"謎の美女"ということで写真だけの登場。
そしてやっと実物が登場したと思えば、モノクロームの静止画のまま動かない。
ようやく動く姿が映し出される頃にはクライマックス間近で、ラストシーンでやっとカラーの佐々木が映ったところでドラマは終了してしまった。

その間、佐々木は一言も言葉を発していない。
準主演として名前が挙がっていたにも拘わらず、姿が登場したのみで2時間セリフなしという屈辱的な扱いだったのである。

『アサ芸プラス』に寄せた芸能評論家・三杉武氏のコメントは以下の通り。

「そもそも佐々木の演技力に問題があった。去年、主演を張った『土俵ガール』(TBS系)での棒読み演技がドラマ界でそっぽを向かれた原因です。CMやバラエティは多数こなしても、女優としては無言演技が精いっぱいでしょう。もっとも、今後も謎の美女という役柄であれば、このうえない適任です」(引用:アサ芸プラス)

尤も佐々木が演じた新城喬子は、原作でも最後の最後まで謎に包まれた存在。
その点、ドラマ版でセリフが無いというのはあくまで原作に忠実な演出と言えるかもしれないが…、佐々木の演技を期待していたファンにとって物足りなかったのは事実だろう。
1994年に放送された同じ原作を用いたドラマ『火車 カード破産の女!』(テレビ朝日系)では新城役を財前直美(ざいぜんなおみ=45)が演じたが、こちらでは僅かながらにセリフがあったのだ。

佐々木は女優業の他、歌手としてもシングルを既に3枚リリースするなどマルチな活動を展開中。
しかし肝心の評判はどれもイマイチで、「可愛いだけで何もできない」というイメージが定着しつつあるのは確かだ。

今後彼女が女優として生き残っていくには、ありとあらゆるドラマ・映画に登場する"謎の美女"役を片っ端からゲットするしかないのかもしれない。(高橋)


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