(09/28)
8月にAKB48から卒業し､先日報じられた佐藤健(さとうたける=23)との合コン騒動も記憶に新しい前田敦子(まえだあつこ=21)｡
前田は2005年にAKB48の一期生としてデビューして以来､常にその第一線で活躍してきたエース｡
恒例の｢選抜総選挙｣では圧倒的な得票数で首位を2度獲得した人気メンバーだった｡
そんな彼女の突然の卒業発表に､未だ怒りが収まらないのが前田に"投資"をし続けてきた熱狂的なファン達だ｡
中には｢これまで投資してきたお金を返してほしい｣｢卒業は契約違反だ｣などとし､｢訴えれるでしょうか?｣と裁判に持ち込むことを示唆している人もいるとか｡
『マイナビニュース』が報じている｡
前田は今年3月､さいたまスーパーアリーナでの公演中に卒業を電撃発表｡
そのニュースは各メディアで大きく取り上げられ､各方面から多くの注目を集めた｡
前田の熱狂的なファンはこの卒業に納得がいかないといい､総選挙の投票権や握手会の参加券を得るために買った大量のCD代を返して欲しい､と怒りの声を上げている｡
とはいえ､前田は引退を決めたわけではない｡
これからはソロとして活躍するだけのことであり､ファンはそんな彼女を応援し続けることができるのだから､投資は無駄ではなかったのではないか｡
そういった意見に対し彼らは､｢AKB48に所属していたから投資を続けたのであり､卒業となるとそうはいかない｣と反論し､｢500万円以上出してきたのに今更他のメンバーの応援に切り替えるのはいやだ｣とあくまで前田の卒業を批判する構えだ｡
彼らがもし前田や運営を相手取り裁判を起こした場合､勝ち目はあるのだろうか｡
弁護士は次のような見解を示し､彼らがこれまで前田に投資した金について返戻を求めるのは難しいとしている｡
｢民法上の詐欺が認められるためには､複数の要件(法律上要求される一定の事実)を充たすことが求められますが､今回のケースで特に問題となるのは､『欺(あざむ)く行為があったか』という要件でしょう｡例えば総選挙の場合､CDを買った人に投票権が与えられる仕組みになっていましたが､その投票結果はあくまでも次回CDシングルの選抜メンバーを決めるための材料に過ぎないことは､予め告知されていたはずです｡
つまり､ファンの方々が支払った代金の対価性について､AKB48側は何ら騙していないといえます｡このように､AKB48側に『欺く行為があった』と言えない以上､返金を求めることは難しいと考えられます｣(弁護士:マイナビニュース)
数百万円単位の金を使い､｢AKB48の前田｣を応援し続けてきたファンたち｡
彼らの悲しみは計り知れないものがあるが､応援は誰に強制されるでもなく､自分の意思で行ったことだ｡
どうか前田の前向きな卒業を受け入れ､ソロになった彼女も応援してあげて欲しい｡(高橋)
前田は2005年にAKB48の一期生としてデビューして以来､常にその第一線で活躍してきたエース｡
恒例の｢選抜総選挙｣では圧倒的な得票数で首位を2度獲得した人気メンバーだった｡
そんな彼女の突然の卒業発表に､未だ怒りが収まらないのが前田に"投資"をし続けてきた熱狂的なファン達だ｡
中には｢これまで投資してきたお金を返してほしい｣｢卒業は契約違反だ｣などとし､｢訴えれるでしょうか?｣と裁判に持ち込むことを示唆している人もいるとか｡
『マイナビニュース』が報じている｡
前田は今年3月､さいたまスーパーアリーナでの公演中に卒業を電撃発表｡
そのニュースは各メディアで大きく取り上げられ､各方面から多くの注目を集めた｡
前田の熱狂的なファンはこの卒業に納得がいかないといい､総選挙の投票権や握手会の参加券を得るために買った大量のCD代を返して欲しい､と怒りの声を上げている｡
とはいえ､前田は引退を決めたわけではない｡
これからはソロとして活躍するだけのことであり､ファンはそんな彼女を応援し続けることができるのだから､投資は無駄ではなかったのではないか｡
そういった意見に対し彼らは､｢AKB48に所属していたから投資を続けたのであり､卒業となるとそうはいかない｣と反論し､｢500万円以上出してきたのに今更他のメンバーの応援に切り替えるのはいやだ｣とあくまで前田の卒業を批判する構えだ｡
彼らがもし前田や運営を相手取り裁判を起こした場合､勝ち目はあるのだろうか｡
弁護士は次のような見解を示し､彼らがこれまで前田に投資した金について返戻を求めるのは難しいとしている｡
｢民法上の詐欺が認められるためには､複数の要件(法律上要求される一定の事実)を充たすことが求められますが､今回のケースで特に問題となるのは､『欺(あざむ)く行為があったか』という要件でしょう｡例えば総選挙の場合､CDを買った人に投票権が与えられる仕組みになっていましたが､その投票結果はあくまでも次回CDシングルの選抜メンバーを決めるための材料に過ぎないことは､予め告知されていたはずです｡
つまり､ファンの方々が支払った代金の対価性について､AKB48側は何ら騙していないといえます｡このように､AKB48側に『欺く行為があった』と言えない以上､返金を求めることは難しいと考えられます｣(弁護士:マイナビニュース)
数百万円単位の金を使い､｢AKB48の前田｣を応援し続けてきたファンたち｡
彼らの悲しみは計り知れないものがあるが､応援は誰に強制されるでもなく､自分の意思で行ったことだ｡
どうか前田の前向きな卒業を受け入れ､ソロになった彼女も応援してあげて欲しい｡(高橋)
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