EXILEパフォーマー3人卒業も､｢今後もメンバーのまま｣の謎! その目的とは･･･

(06/23)

EXILEのパフォーマーを務めるMATSU､USA､MAKIDAIの3人が今年いっぱいでグループを卒業することを発表した｡

所属事務所･LDHはオフィシャルサイト等でファン及び関係者に報告｡2001年のデビューから14年間､後輩達を牽引してきたオリジナルメンバーであり､若手に道を譲る意味合いもあるのかもしれない｡ただ､気になるのは3人の今後についてだ｡

｢EXILEのパフォーマーとして､EXILEのステージに立つのは今年で最後となりますが､今後もEXILEのメンバーということに変わりはありません｡EXILEの未来へとつながる未開の地を切り開いていくことは3人にとって新たな挑戦です｡そして､EXILEのメンバーとして､それぞれの形でエンターテインメントを表現､発信し､常に挑戦者であり続けます｣

グループ卒業後は､EXILEのコンサートで踊ることはないが､メンバーの一員のままだという｡MATSUは舞台役者として劇団EXILEで『松組』を立ち上げ､MAKIDAIはDJ活動に尽力するなど､別々の道に進む｡わざわざメンバーとして残り続ける理由は何なのか｡

一つは肩書きの問題｡"元～"と聞くと過去の栄光に縋り付くように感じるが､正式なメンバーであるならそうは捉えにくい｡また､彼らの話題がメディアで報じられる際､必ず"EXILEメンバーの･･･"と紹介されるので､EXILEの人気や活発ぶりを視聴者に印象づけられる｡

もう一つは金銭的な問題｡EXILEの一員であり続ける以上､例えばCDやグッズが売れた時､パフォーマーではない卒業組にも利益が配分されると推測可能｡ソロ活動が大ゴケしても､EXILEという後ろ盾があれば､収入は入ってくる｡

未開の地を開拓する"挑戦者"となるなら､EXILEから完全に離れ､心機一転独力で成功を収めてこそ､後輩達に道標を見せれるのではないか｡いつまでもEXILEに残るとしたら､将来的には現役より卒業済みのメンバーが多い､なんて事態も起こり得る｡

パフォーマー活動はしないのに､お金はキッチリ持って行く､そんな先輩を若手メンバー達はどう感じているか聞いてみたいものだ｡(船越)