資生堂CMが｢セクハラ｣と批判され放送中止に! 女性に人気のブランドで何が!?

資生堂の化粧品シリーズ｢インテグレート｣の最新CMが放送中止に追い込まれた｡同時期にOAを開始した｢生き方が､これからの顔になる｣編と｢がんばってるを顔に出さない｣編がいずれも10月7日をもって打ち切り｡公式HPからも当該動画が削除されている｡

｢生き方が､これからの顔になる｣編では､｢今日からあんたは女の子じゃない｣｢もうチヤホヤされないし､褒めてもくれない｣｢可愛いという武器はもはやこの手にはない｣といった言葉を用いて､25歳の女性に訪れる一種の危機感､そして大人の女性になりたいという願望を表現した｡だが､｢女の価値は若さと可愛さだけなのか?｣｢男性の性的な目線を感じる｣といった意見が噴出している｡

｢がんばってるを顔に出さない｣編は､上司役の男性が｢今日も頑張ってるね｣と声を掛けるが､｢それが顔に出ているうちはプロじゃない｣とバッサリ斬り捨てるという内容｡｢男性が上から目線で不快｣｢オンナ脅しのセクハラCM｣といった批判が出た｡

資生堂側は､CM中止に関して､｢大人の女性になるために試行錯誤している女性を前向きに応援するという､こちらが意図していたメッセージが視聴者に十分に伝わらなかった点などを総合的に判断した結果となります｡(こうした結果になった事は)非常に残念に感じている｣(引用:J-CAST NEWS)とコメントを発表｡

女性をターゲットに長い歴史を築き上げてきたブランドが､どうして女性から批判を浴びる事態を招いてしまったのか｡CM担当が全員男性なのか､古い価値観の女性しかいないのか｡今回の一件で一気に顧客数が減少してしまいそうだ｡(船越)

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