Mrs.GREEN APPLE､見た目を激変させ韓国人っぽくした理由とは?

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3人組男性歌手グループのMrs.GREEN APPLEは､NHK『紅白歌合戦』に初出場を果たすことが決定した｡

バンド結成10周年を迎えた彼らにとって､紅白の舞台はデビュー当初から憧れていた場所｡ついに念願叶ったわけだが､ここまでの道のりは決して平坦なものではなかった｡
実は彼ら､2015年にメジャーデビューを果たした際は5人組だった｡数々のアニメやドラマの主題歌に楽曲が起用されて人気を高めていったが､2020年7月､突如として活動休止を宣言｡

2021年に活動再開を予告していたものの､自分達の今後の方向性を見直すために時間を要し､2022年3月にようやく再始動｡
しかしながら､メンバー2人が脱退して､5人組から3人組に変更｡メンバー個々のビジュアルが一変した｡顔を白く塗って､カラフルな衣装を着用して､髪の毛も派手にキメて､ビジュアル系バンドの進化系のような雰囲気｡
活動休止前は普通の私服のような格好が多かったので､あまりに変わりすぎてついていけないというファンもいたようだ｡

ボーカルを担当する大森元貴は､｢それぞれの好きなものをさらに昇華させたというか､ミセスの新たなるステップのイメージに当てこんでもらっている感じ｣と､あるメディアのインタビューで語っていた｡
ポップで中性的な印象を出したいという方向へ進み､楽曲も見た目も記憶に残りやすいグループとなった｡

一見､順風満帆に見えるMrs.GREEN APPLEも､『紅白歌合戦』のステージに立つにはこれほど試行錯誤しなければならなかった｡そんな彼らがどんなパフォーマンスを見せてくれるのか､楽しみで仕方ない｡(船越)