ステファニー主演で一条ゆかりの傑作「プライド」が実写映画化

(03/11)

｢有閑倶楽部」や「砂の城」など､数々の名作を世に送り出している少女漫画界の女王､一条ゆかりの傑作｢プライド」が､ついに実写映画化されることになり､その主演を美人女子大生歌手のステファニー(20)が務めることがわかった。「日刊スポーツ」などスポーツ各紙が報じている。

「プライド」は､オペラ歌手を志す育ちも性格も対象的な2人の女性が運命的に出逢い､全く異質なプライドがいくどとなくぶつかりあいながら互いに成長していく青春ドラマ。“これぞ一条ワールド”といえるゴージャスな世界観を､映像で惜しみなく表現していくという。

ステファニーが演じるのは､名門音楽大学の声楽科に通い､美貌､実力ともに兼ね備えた優等生の麻見史緒。父親の事業が失敗し苦境に立たされながらも､同様にオペラ歌手を目指す苦学生､緑川萌とプライドをかけて闘い､成長していく姿を描く。

オペラを歌うシーンもあり､ステファニーは5オクターブ超の広音域を持つ抜群の歌唱力を見込まれて抜てきされた。金子修介監督も「ビジュアル的に漫画の雰囲気にぴったり。目立つし､華がある」と期待を寄せる。

ライバル､萌役は満島ひかり（みしましひかり=22）。ほか､渡辺大､及川光博が出演。3月中旬に撮影され､公開は2009年１月以降の予定。(松野)

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