現役女子高生シンガー・奥村初音の新曲が志田未来主演ドラマの主題歌に!!

(06/26)

西暦2000年ごろ｡80年代生まれの新たな才能が次々と芽吹きだし､それらの豊かな才能たちも収まるべきポジションに収まり､日本の各シーンを牽引する存在として欠かせないものになった｡

そして現在､彼らの後を追うように平成生まれの才能が台頭し､新たなシーンを作り出し始めている｡

現役女子高生にして人気シンガーである奥村初音(おくむらはつね=17)もそのひとりだ｡

大阪府に生まれ､音楽を愛する母から｢初音｣という名前をもらった､まさに生まれながらにしてアーティストとしての道を歩むべく育った奥村｡

幼稚園からクラシックバレエやピアノなど習い始め音楽のキャリアをスタートすると､小学5年生の時に初めてソロヴォーカルでコンテストに参加｡

そのコンテストでオリジナル曲を歌う参加者に刺激され､作詞・作曲を始めた｡

その後､作詞・作曲を積み重ね､17歳を迎える前にはオリジナル曲が90曲を超えていたというから､その強い気持ちは紛れもなく本物だったのだ｡

ビジネス色が強い日本の音楽シーンの中でも､本物はもちろん本物として評価される｡

2007年9月5日に｢恋､花火｣でデビューし､大阪を中心にじわじわと人気が広がって一躍､世間に認められるようになったのは､彼女の楽曲に触れれば決して不可思議な話ではないことがわかる｡

そんな奥村初音に､かつてないビッグチャンスが到来した｡

志田未来(しだみらい=15)主演の日本テレビ系水曜ドラマ｢正義の味方｣(7月9日スタート)の主題歌に彼女の曲が抜擢されたのだ｡

曲名は｢ホントはね｣で､奥村の3枚目のシングルとなる｡

この曲は､ドラマのために書き下ろされたもので､｢少し大人になる女の子の本音｣をテーマに､ミディアム調のハートフルなナンバー｡

志田は｢初音さんはとても優しい雰囲気の方｡私は初対面の方とお話しするのが少し苦手なのですが､初音さんの雰囲気に包まれて自然と話せました｡主題歌は､私と同年代の人達が共感できる歌詞｡ドラマの中で沢山笑えるシーンがあるので､曲が最後に流れてきて､視聴者のみなさんが落ち着いた感じになると思います｣とすっかり奥村ワールドを気に入った様子だ｡

一方の奥村も､志田のコメントを受けて｢かわいらしい方です! 私も緊張しいな方なんですが､ちゃんと話せてたならよかったです(笑)｡志田未来さんは､見た目も雰囲気も本当にかわいらしいです｡自分よりも若いのに､人との話し方とかちゃんとしてて､『さすがやなっ!!』と思いました(笑)｣

と､同じティーンエイジャー同士､通じるものがあったような手ごたえ｡

好きなアーティストとして小田和正､Dreams Come True､AVRIL LAVIGNEといった面々を上げている奥村｡

このドラマのヒット､そして7月23日に発売されるシングルのヒットによって､一気に彼らに近づくことも不可能ではない｡

青山テルマに続く､奥村初音のシンデレラストーリーから目が離せなくなりそうだ｡(古田鉄寿)