巨乳アイドルの女子高退学問題、理由は援交？

都内の名門女子校､桐朋女子高校に通っていたグラビアアイドル､小泉麻耶(18)が水着写真集を出版したとして､退学処分を受けたのは昨年秋のこと。

当時は「東京スポーツ」だけが報道したこの事件､最近になってにわかに注目を浴びている。小泉側が処分の無効確認を求める裁判を起こしたからだ。東京スポーツが続報を掲載したのはもちろん､「夕刊フジ」や「読売新聞」もこの訴訟を報じている。

2月14日､第一回口頭弁論が東京地裁八王子支部で開かれ､小泉側は「生徒に交付される『学校生活の手引き』には､芸能活動を禁止する項目はなく､こうした方針は事前に知らされていなかった」と主張。学校側は「芸能活動の禁止は､毎年入学時に生徒､保護者に周知させてきた」とする答弁書を提出､全面的に争う構えを示した。

小泉は05年にスカウトされ､06年7月に写真集「現役女子高生」でデビューした巨乳アイドル。Gカップのオッパイをビキニで包んだこの写真集､結構な話題になったことから､学校側にも知られることになったようだ。

9月には学年主任から「こういうの(写真集)､学校ではダメっていうの知ってたでしょ?　明日からは自宅謹慎しなさい。グラビア活動をやめて学校に残るか､それとも学校やめてグラビアをやってくのかどっちにしますか?」と宣告されたという。

その後､校長から求められて反省文を提出するも､10月には「学校の指導方針を大きく逸脱する行為があった」と書面で退学を命じられたという。小泉は中学1年から5年半この学校に通っており､卒業を半年後に控えての処分だった。

しかし､芸能活動だけが理由になったのだろうか？　という疑問もある。

桐朋女子高校といえば､音楽科を持ち､クラシック音楽界に多くのアーティストを輩出していることで知られている。胸元もあらわなドレスで楽器を演奏する人材を養成しておいて､一切の露出､一切の芸能活動を禁じているというのは不自然だ。

ここで注目したいのが､東京スポーツに掲載されていた以下のコメントだ。

「中学のころから彼女の名前は､校内でトラブルがあった時に何度か耳にしたのを覚えています。(略)いきなり退学処分にした訳ではありません（学校担当者）」

その「トラブル」の内容が気になる。一部では「援助交際」とも言われているが､この真相､そうそう表に出てくるとは考えにくい。もし本当に小泉の退学処分が売春行為を理由だったとしても､学校が法廷でそれを明かしてしまえば､さらなるイメージダウンは避けられないからだ。

ともあれ､援助交際をしているような売春女子高生は､中高一貫やもっと下からエスカレーターになっているような学校に多く見られる傾向があるのは､その道ではソレと知られた事実。何かとハデな桐朋あたりでも珍しいことではない。さて､真相が明らかになるときは来るのだろうか。（淺川）

関連ニュース