Toshiカルト裁判敗訴！X JAPAN復活も消滅か

元X JAPANのToshiが広告塔と集金役を務めるカルト団体「ホームオブハート」に損害賠償判決が下った。

自己啓発セミナーを主催する団体「ホームオブハート（栃木県那須町）」にマインドコントロールを受け､多額の金銭を支払わされたとして､同県在住の女性（38）が､団体と「教祖」のMASAYA､及び元X JAPANのToshiが経営する会社などを相手に､約2,100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で､東京地裁は26日､約1,500万円の支払いを命じた。

野山宏裁判長は､実質的代表者のMASAYAを「自己啓発セミナーを利用し､女性らにマインドコントロールを施し､所持金などをホームオブハートに支払う人間に改造した」と指摘。

Toshiの会社「トシオフィス」に関しては､同社役員を務めた同氏の戸籍上の妻がホームオブハートの施設に住み込み､事務を取り扱ったと認定。「セミナーの共催者とも言うべき立場にあった」として､賠償義務を負うとした。

今回の判決と､Toshi個人に直接の関連は無いが､ホームオブハートに対する児童相談所の立入検査などを自身のホームページで批判したり､「ノーギャラでいいから」と全国各地に出没しては､CDや出版物を売りさばいて莫大な利益を上げるという詐欺的商法で､ホームオブハートの広告塔､集金役を務めている姿勢に対しては､多くの疑問が集まっている。

先頃明らかになったX JAPAN再結成の計画についても､YOSHIKIがToshiのカルト活動に対して持っている不信感が再結成への障害となっているともいわれており､この判決が同バンドの再結成に与える影響が気になるところだ。（淺川）