大麻逮捕の若麒麟の「解雇」処分に批判続出

「パクラレたらリスクはデカイ」

ロシア人力士の大麻事件で行われた昨年の薬物検査で“グレー"判定が出た若麒麟真一(わかきりんしんいち=25)は、検査直後とみられる時期、ノートにこう記していたという。

若麒麟は、大麻の売人の疑いが持たれている自称ミュージシャン・屋宮達樹と「以前から顔見知り」と供述。

さらに、逮捕場所の東京・六本木の音楽CD販売店事務所から、吸引に使う未使用の葉巻や大麻の吸い殻が押収されていたことも2日、分かった。

神奈川県警は若麒麟容疑者らが常習的に大麻を吸引していたとみている。

角界では昨年8月、元若ノ鵬が大麻で逮捕され、翌月には協会が抜き打ちの薬物検査を実施。元露鵬と元白露山のロシア人力士から陽性反応が出た。

若麒麟容疑者は検査3回中2回、陰性を強く肯定できないグレー判定の結果が出ていたが、協会は最終的に“シロ"と判断していた。

「ドーピング検査」「パクラレたらリスクはデカイか」県警が押収した若麒麟容疑者のノートには、こう記してあったという。

書いたのは検査直後の9月とみられ、危機感はもっていたようだ。

また、尾車親方も検査でグレー判定が出たことを本人に伝え、私生活に注意するように指導していたとする。

それなのに、若麒麟容疑者はジャージ姿で六本木に繰り出していた。

力士は一般的に、外出時には和装であることが求められている。つまり、若麒麟は服装規定といった初歩のルールも無視していたということになる。

そんな若麒麟は、日本相撲協会に対して辞表を提出していたが、相撲協会の理事会が2日、下した処分は「解雇」だった。

辞表は不受理されたとはいえ、除名処分とは異なり、解雇の場合は退職金に当たる養老金が約500万円支払われる可能性もある処分とあって「もっと厳しい処分を」との声が各方面から多数上がっている。

しかし、ロシア人大麻三力士への処分もまた、同様の解雇だったことから、ここで若麒麟にだけ除名処分という裁定が下されることには不平等感がある。

一般的には、“若麒麟にもっと厳しい処分を"という声が多く見受けられるが、かつて露三力士に下した処分がそもそも手ぬるかった、という意見はなかなか見受けられない。

ここで激しく批判されるべきは、若麒麟個人以上に、これまでの相撲協会の対応と体質であるべきだと、強調しておこう。(淺川)


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