【訃報】ダンス振付師の夏まゆみがガンにより61歳で死去!

モーニング娘やAKB48など、数々のアーティストの楽曲振付を担当してきた夏まゆみが、ガンのため死去したことが公表された。61歳だった。

元々はダンサーとして、アメリカのアポロシアターなどで単独で踊るなど活躍した。彼女の名を一躍有名にしたのは、モーニング娘が1998年にリリースした楽曲『LOVEマシーン』。
振付を担当すると、同楽曲は日本中で大ヒット。老若男女が真似しやすい振付も話題となり、夏まゆみの評価も一気に上がり、以降、多くのアーティストから振付の依頼が来るようになった。

特に、ダンス経験が豊富ではないアイドルグループからのオファーが多く、アイドルたちが踊りやすく尚且つファンにも覚えてもらいやすい振付を考案する才能がずば抜けていた。
モーニング娘やAKB48のメンバーにとっては、時に指導者として厳しく接することもあったが、彼女の指導があってこそ、彼女たちは国民的アイドルグループに躍進することが出来たと言っても過言ではない。

訃報を受けて、モーニング娘のプロデューサーであるつんく♂は、文面にて心境や当時の思い出を回顧。
「夏まゆみ先生の訃報が届きました。とても驚き、寂しく、残念に感じています」と心境を吐露。「思えば、売れる前のシャ乱Q時代に出会いました。当時、FUJIWARAやナインティナイン率いる吉本印天然素材という男ばっかりの集団のダンス指導している勇ましい姿が忘れられず、その後、モーニング娘。がデビューする時に『ああ、あの先生に鍛えてもらおう』と、夏先生にお声がけさせていただきました」

ダンス界では、"ダンスの神様"と称された坂見誠二が先日亡くなったばかり。彼に続いて、夏まゆみまで天国に旅立ってしまった。この2人がダンスにもたらした貢献は計り知れない。（船越）

◆新着記事