｢うたばん｣打ち切りの本当の原因は､同枠にAKB48を出演させる為のリニューアルだった!?

3月23日に放送された『とくばん3時間SP』をもって､約13年半の歴史に幕を下ろした､人気音楽番組『うたばん』｡

全盛期は安定して高視聴率を出していたものの､ここ数年人気は低迷｡
"音楽番組"でありながら､トークやゲーム､挙句の果てには若手芸人のネタ見せなど､音楽要素のカケラも無くなってしまった状態が"末期"だと視聴者からも不満の声が多く､"ようやく打ち切られた"と言っても良い程｡

ところが､番組終了間際､4月からの新番組が発表され､番組名は『ザ･ミュージックアワー』､司会は『うたばん』と変わらず石橋貴明と中居正広だというのだ｡

新聞のラテ欄に(終)と記されていなかったのは､｢後継番組への発展的終了という位置付け｣だそうだが､この発表に対して早速視聴者からは批判が浴びせられている｡

｢要するに何も変わらないってことか｣
｢これで内容がうたばんのままだったら笑うな｣
｢うたばんと何が違うの?とMCが言う姿がすでに想像できる｣

特に石橋貴明は､スタッフや芸人イジリといったいわゆる"内輪ネタ"で笑いを取ることも多いので､｢うたばんと何が違うの?｣とツッコむ可能性は大いにありそうだ｡

そして､一部で囁かれているのが､『うたばん』打ち切りが｢スポンサーからSANKYOを外すため｣だという｡
どういう事かというと､SANKYOがスポンサーであるが故に､SANKYOとライバル関係にあるKYORAKUがメインスポンサーのAKB48が『うたばん』に出演出来なかったからである､とのこと｡

確かに､今では『MUSIC STATION』にも出演するまでに至った国民的アイドルが､『うたばん』にだけは出演経験が無かった｡
番組名をリニューアルしスポンサーも一新することで､4月以降現在最も旬なアイドル･AKB48を同枠に出演させようという製作者側の魂胆により､今回のような視聴者から見れば不可解な打ち切りに踏み切ったというわけだ｡

そもそも番組内容も進化しなければ､視聴率が上がるわけがないので､結局スポンサーは離れていってしまうことになるが､大事な部分の追究が伴っているのか､不安にならざるを得ない｡

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