NHKのイケメンアナ･登坂淳一の札幌市局異動は､民放からの引き抜き防止!?

NHK総合で平日正午のニュース番組のキャスター等を担当する登坂淳一アナウンサーが､2010年4月より札幌放送局へ異動することが分かった｡

この登坂淳一､一般的には馴染みが薄いアナウンサーかもしれないが､ちょっと掘り下げてみるとNHKでは異例の"いわく付き"のアナウンサーなのである｡

登坂淳一は1997年に入局｡当時和歌山放送局に入社後､大阪放送局･東京勤務となり､2010年度より札幌放送局へ異動となるわけだが､2007年初夏､元々若白髪でずっと黒染めしていたのを止めたため突如白髪となり視聴者を驚かせ､韓国･中央日報までもがその話題を報じるという一大トピックスに発展｡

｢もともと若白髪で､ちょうどそのころ､髪を染めるのを止めただけ｣(関係者談)というが､ネット上では様々な憶測を呼んだ｡

そんな登坂淳一､報道系アナウンサーの中では若手の部類でありながら抜群の安定感を誇ることから視聴者の間では"麿"というニックネームで親しまれている｡

東京から札幌放送局に異動となっても､"麿"の人気は衰えるどころか､放送局側は"麿"を大プッシュ｡
局のHPでは､トップページに登坂淳一が顔写真を全面に並べて表示し､"麿"の笑顔が堪能出来る他､｢登坂淳一アナBlog更新中!｣と破格の扱い｡
男性アナウンサーで､局の公式HPのトップページを自分の顔で埋め尽くしたのは､後にも先にも"麿"だけであろう｡

登坂淳一は､『NHKニュース7』を担当する武田真一アナウンサーと人気を二分する程であったが､何故このタイミングで地方へ異動となってしまったのか｡関係者OBがこう説明する｡

｢NHKは､局を支える看板アナウンサーを数年間､札幌や福岡などの地方の基幹局に出す｡ステップアップのためだが､ずっと東京に置いておくと民放の引き抜き工作のターゲットになる｡それを防ぐ意味もある｣

また､当の札幌放送局は､HPの構成について､
｢(登坂淳一が新たに担当する『ネットワークニュース北海道』は)基幹となる看板番組であり､そのキャスターはNHK北海道を象徴する顔｡登坂アナは顔を知られている割には笑顔はほとんど見せないことが多かった｡今回は知られざる登坂アナの笑顔をフィーチャーしてはどうかと考えた｡｣と話している｡

"麿"と称され､視聴者からも人気が高く､NHKにとっても貴重なイツザイだけに､フリーアナウンサーとなり退社することを恐れているということか｡

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