｢中学の時イケてない芸人｣昔の写真&当時のあだ名一覧!

｢中学の時イケてないグループに属していた芸人｣｡

この文字を眺めただけで､イチ早くイメージが湧く人も多いはず｡

同企画は､テレビ朝日を代表するトーク番組となった『アメトーーク』内の企画の一つ｡2008年9月4日に初OAされて以来､未だに人気を博している｡

その中で何よりも笑いを誘ったのは､序盤の中学時代の写真公開とあだ名の発表だ｡

同企画はお笑いコンビ･サバンナの高橋茂雄のプレゼン企画ということもあり､高橋茂雄の写真から公開された｡

あだ名は｢リュックびちゃ男｣｡

｢遠足のときに胃腸の調子が朝悪くてオカンが僕のことを思いやって『しげお!アンタおかいさん入れといたからな』っておかゆ入れてくれたんです｣

しかしその優しさと裏腹に､おかゆがダダ漏れしリュックはびちゃびちゃ｡それにより付いたそう｡

その後､あだ名は｢Bダッシュ｣に｡何でも高橋という名字が多いために学校の中では､｢高橋A｣｢高橋Aダッシュ｣｢高橋B｣｢高橋Bダッシュ｣とそれぞれの"高橋"にあだ名が付き､イケテない高橋茂雄は最後の"Bダッシュ"になったというのだ｡

次に笑い飯･西田幸治｡

あだ名は｢粉ふき芋｣｡乾燥してすぐほっぺたがカサカサになっていたことから｢粉ふき芋｣と言われていた｡

続いて､麒麟･川島明｡

あだ名は｢マスカット｣｡その由来を以下のように説明｡
｢最初の遠足のときに僕のとなりに座ってる女の子がちょっと気分が悪くなったなぁっていうちょっと酔ってるな､この子と思ったんで､窓際替わったるわーっていうて､替わってあげたんですよ｡もうアカンアカンってなったときに窓開けたろうと思ったらその子が戻してしまったんですけど､マスカットを『ぷるるるるるー』って出してきたんですよ｡おえーとかじゃないんですよ｡『ぷるるるるるー』って窓に｡一口も噛んでへんやろみたいなのが『ぷるるるるるー』って出て､ポンポン窓を跳ね返っていって､これはかわいそうやと思って男心で手で拾って『アカン!かわいそうや』って思って拾ってあげたのをそれを見て女の子が『なんで拾うん!?』ってぶわーーーって泣いてもうたんですよ｡そんで『うわ､アイツなにしてんねん』みたいになって躊躇なく拾ったことから僕がマスカットってあだ名になったんです｣

そして､矢野･兵藤の兵動大樹｡

あだ名は｢大樹｣｡思わず周りから｢イケてますやん｣の声｡しかし､イケてないグループで撮った写真が卒業アルバムに掲載されなかったという悲しすぎるエピソードを語っていた｡

次は､ロバート･山本博｡

顔の右半分に異様に影ができていることを蛍原徹に突っ込まれていたが､彼のあだ名は｢のりお｣｡

最初は海苔のメーカーとして有名な｢山本山｣と呼ばれていたそうだが､だんだん海苔屋さんと言われるようになり､最終的に｢のりお｣に落ち着いたそうだ｡

続いて､ロバート･馬場裕之｡

あだ名は｢釣りジャン｣｡服に関心がなかった彼は､母から買って来てもらった服をきていたそうだが､その服が釣りのジャンバーだったことが発覚｡以後､呼ばれることになったそう｡それにしても､釣りのものと分からかったとなるとイケてなさが伝わってくるが｡

そしてロバート最後は､秋山竜次｡

あだ名は､肩幅があったことから｢ショルダー｣と呼ばれていた｡

｢かっこええやん!｣と宮迫博之は褒めたが､肩に手を持ってくるとパンパンになり､中学三年の時にパカっとはちきれたそう｡それにより周りから笑われ､決してかっこいい意味ではなかったようだ｡

ラストは､華丸･大吉の大吉｡

あだ名は捕虜｡郡大会で無敵のバスケットチームに所属していた彼だが､もちろん補欠｡強豪チームに一人だけひょろんひょろんの子供がいると噂され､なにか理由があって所属してるんだと言われていたそう｡高校に入って友達から｢おまえ捕虜って呼ばれてたよ｣と明かされたようだ｡

あだ名はその当時の彼らを表す最もわかりやすいものということもあり､画像と並ぶとイケてなさがより強調されていた｡

またそれ以外にも､同企画では様々なエピソードなども口々に語る｡

その中で特に印象に残ったのは､博多大吉が明かした学校行事の裏側でイケてなかった話｡彼はなんと文化祭の時､"焼却炉の魔術師"と言われていたという｡

文化祭が終わると､帰りたいところを焼却炉でスタンバイしている彼は､女子から｢これも焼いといて｣と次々注文が来る｡それをひたすら焼き続けたために"アイツに焼けない物はない"と言われ､そう呼ばれていたようだ｡これにはMCの雨上がり決死隊も大爆笑だった｡

どこか切なくもどこか勇気を与えてくれるイケてない芸人達｡

第1回の放送を見た松本人志が､｢久しぶりに声を出して笑った｣と同企画を大絶賛したほど｡

現在の中学生だけでなく､多くの世代に共感を呼んだ企画だけに今後更に回を重ねて行きそうだ｡

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