ViVi､GLAMOROUS･･･人気ファッション誌で過激なセックス特集多発!

誰もが一度はお世話になった経験がある｢セックス特集｣､その代表格といえば数々の人気俳優を脱がせてきた事で知られる『an･an』だろう｡
20代半ば以上の男性なら､若かりし頃『Hot-Dog PRESS』を読んでデートのノウハウや性行為の知識を得た人も多いはず｡

アダルトビデオやエロ本など､身の回りに性に関する作品･出版物が飛び交っている男性と違い､性関連の映像や写真を閲覧する機会が少ない女性にとっては､『an･an』のような雑誌類は貴重な情報源の一種となる｡
とはいえ､天下の『an･an』といえども､毎号セックス特集ばかり掲載しているわけではない｡

そこで女性達の頼もしい見方になってくれるのが､毎月発売される女性ファッション誌だ｡
男性誌と比べて圧倒的に頭数が多い女性ファッション誌は､年齢を絞ったターゲットを各誌とも緻密に計算しており､その中には必然的にターゲットが重なる雑誌も複数存在する｡

女性ファッション誌が一部を除いてこぞってセックス特集を取り上げる傾向は今に始まったことでは無いが､2011年も新年早々から過激な特集を目にすることが出来る｡

20代後半の女性向け誌『GLAMOROUS』2月号では､｢本当に気持ちのいいSEX｣と題して､女性が充実したセックスを楽しめるにはどうしたら良いのか細かく調査｡

"つかむ""隠す""絡める"という三つのキーワードを挙げ､シーツを掴むと女性が気持ちよくなっている風に男性に見え､顔を隠すと恥じらっている様が男性を興奮させ､手を男性の体に絡めて密着すると気持ちよくなれる､と同誌は説明｡

また､自分のセックスに合わせた傾向と対策や､絶頂を味わう方法など､性に積極的な女性はぜひ参考にしたい解説が掲載されている｡

一方､雑誌側から情報を発信するのではなく､読者側から過激な性にまつわるエピソードを募集しているのが､OLと女子大生をメインターゲットに設定する『ViVi』だ｡

公式HPにて｢セックス白書｣と題して､"セックス大好き!という人に聞きます｡セックス初心者のViVi読者のために､あなたのセックスエピソードを教えてください(原文ママ)"と経験豊富な読者を講師役に導くアンケート企画を実施中｡

設問は全部で三問｡
｢カレをイカせる､気持ちよくさせるセックステクを教えてください｡｣
｢自分が気持ちよくなる､自分がイクためのセックステクを教えてください｡｣
｢カレ(相手)のセックスの時のあしらい方を教えてください｡(過剰に求めてくるガツガツカレのあしらい方･いつもイクのが早い"早カレ"のあしらい方･童貞でモジモジな"童貞カレ"のあしらい方)｣

いずれも､男性から見たら｢そこまで深く考えていたのか!?｣とビックリしてしまうかもしれない設問ばかり｡
特に最後の設問にあるような､相手の男性によって自らの手捌きを自由自在に操る上級者がどれほど存在するのかは疑問だが､女性側からしてみれば必要な知識の一つなのだろう｡

『ViVi』のようないわゆる"赤文字系雑誌"でもセックス特集は珍しくなく､また清純そうな女性が愛読しているイメージがある『non-no』等でも｢クリスマス間近SEX特集｣や過去には｢アソコが右曲がりの男性はセックスが上手って本当ですか?｣などの性にまつわる都市伝説を掲載した過去もある｡

『non-no』の男性版『MEN'S NON-NO』でも10代後半～20代前半の男性から寄せられた性体験話が毎号掲載されているものの､他の20代以上向け男性ファッション誌では殆ど性特集は見受けられない｡

先に触れた『Hot-Dog PRESS』などの類いの雑誌が休刊となり､性の知識を深める機会が男性は減る一方､女性誌の恋愛特集がその分過熱しているとも言われているが､その内女性ファッション誌をカップル揃って見ながら性の勉強をするカップルが増加する可能性もありうるか｡

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