｢さしこのくせに｣の存続が早々に決定も､視聴者からの巻き上げ金1000万円を還元!?

AKB48･指原莉乃の単独冠番組『さしこのくせに』(TBS系)｡
2011年1月11日にスタートしたばかりの同番組は､AKB48きっての"ヘタレキャラ"である指原莉乃がアイドルとして成長するために様々な指令をチャレンジしていくといった内容で放送されている｡

先日の放送で新たな指令として挙げられたのが､携帯サイトで3万票集めなければ打ち切りというもので､視聴者が同番組の存続を希望するかどうかを投票するというのだ｡

しかしながら､問題が発生｡
なんと番組存続を願う票を投じるためには1票当たり50円相当の金額が必要になるという｡

つまり､3万票を集めるということは50円×3万票=150万円｡
それに加え携帯サイトの月額基本料金の315円が必要となる｡
仮に3万人が登録したとすれば945万円となり､投票と合わせれば1000万円を優に超える計算となる｡

ただ"投票に上限はない"などの条件があるため､1人が複数投票するのは確実｡
ちなみに､この番組のスポンサーは3月が決算ということもあり､駆け込みで売上を計上しようというのが狙いなのかもしれない｡

しかしながら､投票が有料であることが､番組内で触れられていなかったため､ネット上では､
｢金儲け主義もいい加減しろ｣
｢手段がせこすぎてげんなり｣
｢さしこのイメージダウンになる｣
などファンから不満の声も挙がっているようだ｡

今回の件の受け､指原莉乃は9日付で自身のブログを更新し､
｢さしこのくせにの反響のすごさに驚いています｡
あくまで､番組の企画なので(もちろん､ガチだそうですが…)｡みなさん､無理をなさらないでください｣
とコメントを寄せている｡

だが､その翌日のエントリー『3万票』で､
｢本当は…まだ言っちゃいけないらしいんですけど…驚いたのでこっそり報告させてください｣
と明かし､
｢『さしこのくせに』での投票がたった20時間で3万票を獲得してしまいました｣
と報告｡

その後も､
｢本当に本当に本当に申し訳ございません｡
指原のために､みなさんにご負担をおかけして､本当に申し訳なく思います｡おかげさまで､番組が続きそうです…｣
と"喜び"より"弁明"のコメントを寄せていた｡

また指原莉乃のモバイルサイトでも､1票当たり50円相当の金額がかかることについて
｢秋元先生から痛烈なお叱りを頂き…｣
と綴った上で､
｢反省も兼ねて､300ポイントの還元もけっていさせていただきました｣
と異例の対応を発表している｡

CDを購入すれば握手会に参加できるなどCDに付加価値を付け､大ヒットを記録してきたAKB48｡
今回の一件もAKB商法の一つなのかもしれないが､今後さらにAKB48が"金儲け主義"に走り続けようものならファンを手放すことも十分有り得そうだ｡

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