EXILE・MAKIDAIが10時間待ち続けた愛しの女性!
EXILEのパフォーマー・MAKIDAIが7月6日に自身3枚目となるMIX CD『DJ MAKIDAI from EXILE Treasure MIX 3』を発売した。90年代をR&Bを代表する一曲「Really Into You」をLDH所属ガールズグループ・Happinessがカバーしたりと独自のチョイスで全28曲を選曲した。
1990年代から多くの音楽に触れてきたMAKIDAIには、決して忘れることが出来ない"魂に一曲"が存在するという。
6月28日に放送された日本テレビ系『レコ★HITS!』にゲスト出演した彼によると、思い出が詰まった曲とはMISIAの「つつみ込むように...」。
当時22歳だったMAKIDAIがバックダンサーとして参加して、同時期に付き合っていた年下の彼女とも一緒に聴いて愛を深め合っていた、とても大切な曲だ。
早く一人前のダンサーになるべく練習に打ち込みオーディションを受けるも尽く不合格。
知らぬ間に、彼女と連絡を一週間以上取らず、ある日留守電に「私もう疲れちゃった」とのメッセージが残されたのを最後に、音信不通状態となってしまった。
急いで彼女の居場所を突き止めようと必死に探し、ようやく友人宅にいることが判明。
電車に乗って最寄り駅まで辿り着き、連絡も取れぬまま駅で彼女と会えるタイミングを待つことに。
「とにかく会って話がしたい・・・」その一心でMAKIDAIは何本もの電車を見送りながら彼女を待ち続けた。
そして10時間後、ようやく彼女がやってきた。
普段とは全く違う、暗いオーラを漂わせて歩み寄って、MAKIDAIに対し放った一言は、「やっぱ私ダイちゃんじゃないとダメみたい!」。
MAKIDAIは思わず「バカヤロー」と言って彼女を抱き締めた。
「ダイちゃんじゃないとダメ」と言われた瞬間、忙しさに甘んじて本当に自分は悪いことをしてしまったと後悔の念に駆られたようだ。
歌手・お笑い芸人や演者にしても、下積み時代を支えてくれた存在は掛け替えのないもの。
MAKIDAIとこの彼女は既に破局して時が経つものの、彼のダンサー人生においてターニングポイントとなった一人である。
ふと青春時代を振り返って、当時没頭した一曲を改めて聴いてみると、何か忘れかけていた精神や思い出を取り戻すことが出来るかもしれない。
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