AKB48前田敦子の「情熱大陸」に批判集中! 寡黙なスター気取りで幼少期の写真も驚き!
AKB48中心メンバーで現在放送中のドラマ『イケメン☆パラダイス〜2011』に出演する前田敦子が7月10日放送のTBS系『情熱大陸』で特集された。

情熱大陸』といえば、芸能界に限らず医療・芸術・アスリート・音楽家・作家等様々なジャンルにて第一線で活躍する者を毎週一人取り上げる密着ドキュメンタリー番組。
各界で名を轟かせる"一流"の人物のみが出演し、質の高い映像構成は業界内からも評価が高い。
他局で数多くのパロディー企画が組まれているのも、影力の大きさを物語る。

6月に映画『もしドラ』が公開、同22日にソロデビュー曲『Flower』発売、7月期ドラマ『イケパラ』主演に抜擢とAKB48の中でも際立ってソロ活動が活発な彼女
「第3回AKB48選抜総選挙」でも見事1位に返り咲き、『情熱大陸放送日が20歳の誕生日と重なるという、この上ないタイミングだった。

番組冒頭は、『もしドラ』撮影中の場面からスタート。共演者の池松壮亮に「あっちゃん絶対(ドキュメンタリー)難しいでしょ」と冗談半分に突っ込まれ、前田敦子も「内容がない内容になりそう」と笑いながら返した。
一見何気ないこの会話が、そのまま現実のものになろうとは、多くの視聴者が予想していなかったはずだ。

歌手活動や女優業だけでなく、雑誌の取材も多い日は1日10件にも達する。
自宅でゆっくり出来る時間が乏しい前田敦子は、自分が買ったCDをPCに取り込む作業も、PCを持参して楽屋で行っていた。
BIGBANGのCDを手に取り、「歌とかダンスのセンスが凄い」と絶賛。
「(彼らに)刺激されるので"私もこんな風にしたい"とかいうのはあるかもしれないですね」と参考にしたい部分もあると語ったが、『情熱大陸』番組スタッフが「具体的にどこを参考に?」と訊ねると、一変黙り込んで何も答えず、しばらく無言のまま別の撮影スタッフが部屋に入ってくるなり「おはようございまーす」と視線を変え、結局質問には回答しなかった。

歌番組でソロ曲『Flower』を披露する場面でも、リハーサルを終えた後カメラチェックで問題点を見つけ出し本番に臨んで一発OKが出た際、スタッフが「(リハと本番で)具体的には(どこを変えた)?」と質問。

「これって言うのはないんですけど、自分の中で考えるのがすごく好きで、それを人に話すのが凄い苦手。その場所に行った時にしかいない自分がいるのは変えようと思わない。良いのか悪いのか分からないですけど。」前田敦子から返ってくる答えはどれも釈然としないものばかり。

情熱大陸』はご存知のとおり、"人間密着ドキュメンタリー番組"。
特定の人物が己の仕事に対し、どのような考えを持って打ち込んでいるか、深層心理を探りながら紐解いていく主旨だ。
何かにつけて「分からない」では、極端な話、番組が成立しない。

最も視聴者から反感を買う原因となったのは、ドラマ『マジすか学園2』撮影現場に『情熱大陸』のカメラが入った時。
"女優"前田敦子の繊細な表情の演技を撮る為取材カメラが彼女の正面に立つと、撮影が中断。
何やらマネージャーを呼びつけ不満をぶちまけている。
前田敦子は、"視界に入るから"という理由で『情熱大陸』のカメラを遠ざけたのだ。

再度ドラマ撮影スタッフと打ち合わせをする場面でも、取材カメラが近寄ると前田敦子は台本で顔を隠し完全取材拒否の態度。
「損得を考えない彼女らしさの表れだった」とナレーションでは美化されていたが、視聴者からは「大女優気取りか!」と批判が挙がった。

一方で視聴者を驚かせたのが、前田敦子幼少期の写真
ダウンタウン浜田雅功が毎日放送ごぶごぶ』にて「顔のパーツが全部真ん中に集まってる子やろ(笑)」と発言したことは有名だが、『情熱大陸』で紹介された5〜6歳頃の写真も今以上に顔のパーツ全体が真ん中に集中していた。
あまりにも信じ難いものだったのか、"コラ(悪質改変写真)"ではないのかと指摘する声すら見られたほど。

唯一他では見られない一面が垣間見えたシーンもあり、大島優子と撮影の合間に会話するシーンで、大島優子が「昨日ね、エリア51についてやってたんだよ、テレビで!」とアメリカ軍が宇宙人と交信しているとされる極秘組織の話で盛り上がっていたこと。
「しかもエリア51に直接行ってた!!」「えー、どこにあんの?」「アメリカの……どこだろ、わかんない」「どうやって行けんの?」と会話の内容を聞く限り、大島優子はかなりエリア51興味津々な様子だ。
近いうちに『やりすぎコージー』の都市伝説企画でゲストに呼ばれるかもしれない。

『マジすか学園2』でも『情熱大陸』のカメラに対して「あっちゃんはストイック・・・」と語っていたのは大島優子の方。
エンディングでのインタビューで「AKB48に入っていなかったら(今ごろどうしてると思う)?」との質問にも「何もしてないと思います」と相変わらずで、「大学にも行ってないだろうし、働いていたらいい方」と回答。
インタビュアーも苦笑いで「AKB48があって良かったですね・・・」と言うしかなかった。

前田敦子をよく知る者なら、"いつも通り素のあっちゃん"としか思わない内容も、よく知らない視聴者には印象悪く映ってしまう。
女優業に勤しむ彼女を嘲笑うがごとく、『イケパラ』は初回視聴率10.1%と惨敗。『もしドラ』の興行収入も微妙だと言われている。
エンタメ業界からオファーが殺到する前田敦子と、一般視聴者の間に大きな溝が生まれていると言えよう。
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