ももいろクローバーZ､｢いいとも｣出演で放送事故級の閑古鳥!

9月23日に放送されたフジテレビ系『笑っていいとも!』に､"週末ヒロイン"ことアイドルグループ･ももいろクローバーZが｢テレフォンショッキング｣に出演を果たしたが､風当たりは非常に厳しいものだった｡

タモリの呼び声でスタジオに登場しようとしたももいろクローバーZのメンバーは何やら大掛かりな機械を運びながらの登場で､早くも観客は静まり返る｡
ツカミの自己紹介で｢ももいろクローバ～ゼ～ット!｣と言った瞬間にリーダー･百田夏菜子が装着したヘルメットマシーンからガスを噴射するパフォーマンスで少し盛り上がりを見せるも､すぐにまた静寂へと戻った｡

｢テレフォンショッキング｣で女性ゲストが登場した時には､観客から｢可愛い!｣と声が挙がるのがお約束となっている｡
たとえ可愛いとイメージを持たれていない人物に対してでも一様に慣習を守ってきた観客が､ももいろクローバーZには一切声を出さない｡

お花の紹介も終り全員が席について､メンバー一人一人の自己紹介が始まると､ようやく観客からも拍手が出てきた｡
通常3分近い彼女たちの自己紹介も､尺に合わせてコンパクトにまとめてきた｡
しかし､5人の挨拶を終えたところで､なんと時間がきてしまいCMへと突入｡タモリとのトークが全く出来ぬまま1/100コーナーへ移行するハメに｡

1/100質問もあえなく失敗に終わり､お友達紹介の場面が来ると､少し間が空いて観客からまばらに｢えっ～!｣のお約束が発せられた｡
思わずタモリも｢遅いんだよ!｣と忠告｡観客もあまりに盛り上がっていなかったため､客どおし互いにタイミングを窺いながらという負の連鎖は最後まで続いた｡

この展開にはももいろクローバーZの面々も｢ちゃんと聞きたかったね､アレ?って･･･｣と凹んだ様子でコメント｡
観客との温度差が解消されることはなく､次のお友達である南海キャンディーズ･山里亮太も相変わらずアイドルに媚を売るキモさを発揮して､そのままテレフォンショッキングは終了した｡

どうもアイドルには冷たく当たる傾向がある『笑っていいとも!』の観客たちに対し､次回ゲストで呼ばれた時には自然に場が盛り上がるぐらいまで成長するという､ハングリー精神のいい材料となったはずだ｡
"週末ヒロイン"から"国民的ヒロイン"と一皮剥ける日を待ちたい｡

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