フジテレビ記者が記者クラブから追放処分!? 取材記者が現場から消えた?

日々の報道番組で事件の詳細や経過を取材し､視聴者に伝える役目を担う現場記者｡ところがフジテレビの記者が､大手メディアの記者で組織される"記者クラブ"から追放され､実質出禁処分を喰らったという驚きの情報を『デイリーニュースオンライン』が報じた｡

｢殺人や強盗などの凶悪犯罪を担当する警視庁の捜査一課は、ある意味最も大事なニュース源。民放や各新聞紙社は記者クラブに属し、毎日警視庁に詰めて情報をとってくるのですが、そこからフジテレビの記者が消えた｡11月13日に発覚した"顔はぎ事件"の重要参考人である、同居人のニューハーフ女性の顔出し独占インタビューを12月7日の『とくダネ!』、『グッディ!』で放送した。それが警視庁の怒りを買ってしまい、フジテレビは捜査一課の記者クラブへの出禁を言い渡された｣(社会部記者:デイリーニュースオンライン)

こうした事態は､基本的にはあり得ない｡他局との差別化を図り､より詳細な情報を伝えようとしただけなら､出禁という厳しい処分が適切なのか､疑問が湧いてくる｡
どうやら､問題の映像を『とくダネ!』で放送した直後､警視庁からフジテレビ社会部にクレームの電話が入ったといい､『グッディ!』では予定通りその映像を使用するが､その後の報道番組では別の物に差し控える事を強制された｡

記者クラブに所属できないと有力な情報が得られなくなる反面､一種の情報操作も行われてしまうわけだ｡今回の件は一概にフジテレビ記者が悪いとは言えない｡

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