秘密
[第8話]
最近、平介（佐々木蔵之介）は焦りを感じていた。藻奈美（＝直子・志田未来）が自分からどんどん離れていく――平介（佐々木蔵之介）は焦りを感じていた。藻奈美（＝直子）の心を引き戻したい平介は、彼女の部屋に盗聴器を仕掛けたり、ボーイフレンドの春樹（竜星涼）との待ち合わせ場所に現れては2人を邪魔したりした。そんな平介の行動で、2人の関係には深い溝ができてしまう。平介も藻奈美（＝直子）もすっかり元気がなくなってしまった。12/03放送
そんなある日、藻奈美（＝直子）が家からいなくなった。彼女は学校の屋上にいたのだ。慌てて駆けつけた平介に、藻奈美（＝直子）は2人だけの秘密として“妻”として生きることを提案する。そして「平介に覚悟があるなら、身も心も捧げる」と言った。藻奈美（＝直子）の決心に平介は同調するが、結局、藻奈美の体を抱くことはできなかった。
それからしばらくして、平介に、札幌に住む沢田美香子（朝加真由美）から連絡が入った。た。「本当のことを話さなければならない」という美香子と平介は会うことにする。
美香子は梶川幸広（吹越満）と息子・根岸文也（田中圭）の秘密を話し始めた。実は文也は幸広の息子ではなかったのだ。幸広はずっと文也を自分の息子だと思っていたが、文也が８歳のときに自分の子どもではないことが分かり「父親のフリはできない」と書き置きを残して家を出たのだ。ところが文也が大学受験の時、突然、幸広が進学費用の援助を申し出てきたと言う…。
運命とは皮肉なもので、文也は平介の会社に就職した。会社で文也を呼び止めた平介は、幸広について話し合った。そして文也と話をしているうちに、平介は“直子にとっての幸せ”について考えるのだった。
自宅に帰った平介は直子に声を掛けると「長い間、苦しめて悪かった」と、深々と頭を下げた。
その日、平介は酒を飲んでいるうちに居間で寝てしまう。そして翌朝に覚めると、藻奈美の身体に藻奈美の魂が戻っていた…。
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直子と共に乗っていたバスが崖から転落｡直･･･
電機メーカーに勤務する平凡な夫であり､父･･･
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