ホタルノヒカリ
[第5話]
一方的に携帯電話でマコト（加藤和樹）から別れを告げられてしまった蛍（綾瀬はるか）。上手くいかない恋なら友達のままの方がいいと、無理やり思い込もうとする。08/08放送
蛍が、まだマコトを想っていることを知っている部長（藤木直人）は、策略を駆使し
て、マコトと蛍を会議室に閉じ込めるが、何とかマコトに知られずに蛍は会議室を脱出する。
そんなある日、大切な取引先の結婚式に部長は出席をすることになり、部長は留守！
蛍はグータラな１日をエンジョイしようと決める。しかし、蛍も山田（板谷由夏）の代わりに結婚式に出席することに…。
他人の幸せを祝福できる心境ではなかった蛍。幸せそうな新郎新婦の姿に、気分は、すっかりブルー。「ああ、早く帰りたい！！！」そんな蛍の気持ちをよそに、披露宴は滞りなく進み、やがて部長がスピーチを始める…。
「言葉にしなければ、想いは相手に届かない…」部長のスピーチが、蛍の心に響いていた。
披露宴の2次会の席で、偶然一緒になるマコトと蛍。マコトも2次会に呼ばれていたのだ。
蛍に代役を頼んだ山田も2次会に来ていたが、山田の元彼が追いかけて来て騒動となる。
山田の元彼は、なんと外国人。人前でもはばからずケンカをする2人の様子は、まるでドラマを見ているようだった。
「ドラマのようですね…」と顔を見合わせる、マコトと蛍。2人は自然に話をしていた。
ごく自然にマコトと話ができた蛍は、家へ帰ってきてからもご機嫌だ。帰宅した部長を捕まえては、マコトと普通に話せたことを嬉しそうに報告し、「やっぱり仲のいい友達関係がいい」と友達宣言をする。
「ビバ・友だち！」はしゃぐ蛍の姿に、部長は納得がいかない。
翌日、会社へ出社した蛍は、またしても部長の策略にはまり、マコトのいる会議室に2人きりで閉じ込められる。そこで、蛍は、自分がすっぽかしたデートの後、マコトと優華（国仲涼子）が一緒にショーを観に行ったことを知ってしまい、蛍の心は再び揺れ始める…。
そのことを優華に確認すると、偶然出会ったことを強調するが、「恋の女神が味方しているのかも…」と優華に心を揺さぶられる。
「2度までも会議室に閉じ込めるなんて許せない！」自宅に帰ってきた部長を蛍は風呂場に閉じ込める。
そんなとき会社の同僚・美奈子（浅見れいな）から電話があり、美奈子の発注ミスで内装の色を間違えしまったこと、明日クライアントさんが下見に来ることなどを告げる。蛍は、事態を収拾するため、部長を閉じ込めたまま、家を飛び出して現場へ向かってしまう…。
現場には、先に到着して内装の色を塗りなおす作業をしているマコトがいた。「手伝いますので、指示してください…」マコトに指示を仰ぎ、蛍も作業を始める。
そのうち応援の人達も来て、何とか収集の目処がつき、皆で労をねぎらいハイタッチをする…。蛍は「上手くいかない恋よりも楽しい友達関係がいい」と確信するのだった。
一方、部長は二ツ木（安田顕）から、妻が別の男と新しい生活を始めていることを打ち上げられ、離婚届に判を押すことを決意する。
またもやマコトと２人きりで、蛍は会議室に閉じ込められる。
「いい加減にして、ドアの鍵を開けてください！」と、部長に携帯電話で蛍は懇願する。しかし、今回はどうやら部長が犯人ではないらしい。部長は「恋の神様がくれたチャンス」だと告げ、「上手くいかない恋に挑戦する最後のチャンスかもしれない」と、自分の素直な気持ちを伝えるよう、蛍に促す。
更に、自分は妻に離婚することを許したが、妻が別居すると言い出したとき「嫌だ」と言えばよかったと後悔しているとも告白し、「言葉にしなければ、想いは伝わらない」と、蛍を諭す。
「あなたのことが、好きです！」部長の言葉に背中を押され、ついに、蛍は自分の思いをマコトにぶつけることができたのだった！
「これで干物女卒業です！」と喜ぶ蛍。さて、マコトの返事は…。
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