LADY〜最後の犯罪プロファイル〜
[第1話]
警視庁に新設された「犯罪行動分析室」(通称CPS)に初めて本格的な殺人事件の協力要請が入った。01/07放送
夫婦が惨殺され、一人息子が行方不明になっているという事件。同じような事件がすでに別の場所でもすでに2件発生していた。
新人プロファイラーの香月翔子(北川景子)は現場担当の寺田(要潤)と共に主任プロファイラー・結城(木村多江)の指示で事件現場へと赴いた。
捜査本部は外国人グループによる複数犯との見解だったが、翔子は現場で感じた違和感かどの事件も単独の同一犯ではと見解を出した。
CPSの捜査の仕方に戸惑う柘植(ユースケ・サンタマリア)。共に協力してお前はもっと上に行けと上司の岡林(竹中直人)は言うが、「自分は失敗した人間ですから」と柘植は笑う。
CPS内でも分析がまとまらない中、捜査本部に犯人から犯行声明文が届く。
そこには3件の殺害事件を起こしたのは自分だと記され、「事件を止めたければ早く俺を探してくれ」との言葉と、声明文を新聞・警視庁のホームページに掲載しなければ殺人を続けると示唆されていた。
岡林、柘植らが集まった捜査一課の会議でも議論が繰り広げられ、同席したCPSの面々はプロファイリングを求められる。
チーフの結城がプロファイリングを発表するが、紙を食べ始めるなど「成長した」犯人の感情を感じ取った翔子が我慢できずに自分の意見をぶつける。翔子の勝手さは反感を買い、CPSはチームとしてバラバラになっていく。
翌日、捜査本部は翔子の意見通り声明文を新聞に掲載するが、またしても夫婦惨殺事件が起こってしまった。現場の刑事たちの反感は燃え上がり、翔子に「お前が殺したんだ」と詰め寄る者も。さらにCPSは捜査から外されてしまう。
CPSは犯人から届いた声明文を解読し、あるサイトにたどり着いた。
そこには犯人が被害者を残虐に殺す動画がアップされていた。
これがネットに広がれば犯人はますます成長してしまう…。捜査は外されたが、プロファイリングはやめないと結城は言う。
「君の敵は自分でも警察の人間でもなく、犯人だ」と岡林に励まされ、翔子も捜査を再開する。
そんな中、被疑者が捜査一課の手によって逮捕された。犯人が出頭したのだ。
あまりにもプロファイリングと一致しない犯人に、なりすましの可能性があると判断する柘植と結城。
記者会見によって逆に真犯人が刺激されてしまった…。
そして、真犯人によって捜査一課の先頭に立っていた岡林が妻と子の前で殺害されてしまう。
絶対に自分の手で犯人を捕まえたいという柘植は、CPSに再度協力を要請した。
最初の事件現場に赴く翔子と結城。現場の手がかりから、一連の事件が過去に起きた虐待事件と同じ殺し方であるという共通点を見付け出した。そして殺害された一家の両親が子供に虐待を加えていた、という事実が浮かび上がる。犯人は虐待する親への復讐を行っていたのだ。
現場の指揮をとる藤堂には冷遇されるが、柘植の助けもありCPSがプロファイリングを発表。プロファイリングは道具に過ぎないと言い放つ藤堂だが、結城はその通り捜査を手助けするツールとして自分たちが現場の刑事を全力で支える、と言い放った。
現場の刑事たちはCPSの分析を聴いて動き出す。
虐待防止ホットライン活動を行っているNPOに目をつけた柘植と翔子。
そこのシステムエンジニアを担当している国木田準(DAIGO)こそが真犯人だった。
その頃、国木田がある一家に立てこもった。
駆けつけた警察に国木田は、外出中だった母親を手錠をして家に入れろと要求。
翔子は母親の代わりに中に入ることを志願し、国木田の説得をするために家の中へ入った。
国木田の目的は虐待を受けていた子供に親を殺させることだった。
自身と共に弟も父親から虐待を受けており、虐待の末に弟は殺されていた。
国木田は弟を守れなかったことがトラウマになっていたのだ。
翔子の説得で国木田は落ち着いたように見えたが、
「なぜ俺と弟は生まれたんだ…」と翔子に語りかけた瞬間、外から警察により狙撃され、事件は幕を閉じた。
心に大きなわだかまりが残るものの、事件が解決しほっとする面々。
柘植はそんな中、翔子の父親が殺された過去の事件資料を発見した…。
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第1話
キャスト
香月翔子 / 北川景子(きたがわけいこ)現場主義・行動派の新人プロファイラー。F・・・
結城晶 / 木村多江(きむらたえ)
上下なくフェアに意見を聞き入れ、チームを・・・
新堀圭祐 / 平岡祐太(ひらおかゆうた)
2つの博士号を持つ天才。犯罪を数値化し、・・・
寺田毅彦 / 要潤(かなめじゅん)
法医学の知識を用いて、現場の遺体などから・・・
柘植正樹 / ユースケ・サンタマリア(ゆーすけさんたまりあ)
捜査第一課第五強行捜査班をまとめる係長。・・・
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