オトコの子育て
[第8話]
12/14放送

篤(高橋克典)は家出した竜也(熊谷知博)を捜しに出たきり、朝まで帰ってこなかった。みさよ(青山倫子)は6年前と同じだと言い、弥生(国仲涼子)と凛子(夏居瑠奈)は気が気でない。

洋介(小泉孝太郎)は気まずいながらも弥生と一緒に篤を捜して回る。結局、どこにも見つからず、疲れて万作(加藤茶)の店に行った二人は、そこで篤の姿を発見。お気楽に酒を飲んでいた篤に、弥生は激怒し、家に引っ張っていく。だが、凛子は怒り心頭で篤を家にも入れてくれない。

篤が万作の店に戻ると、弥生が現れた。彼女は洋介と付き合うつもりなのに、篤のおかげでデートもできないと不満をぶつける。翌日、弥生の店に出向いた篤は彼女に謝り、洋介と付き合うことを祝福。弥生は6年前の約束がまだだという篤に、かつての家出の理由を問いただす。

6年前のイブ。子どもたちにプレゼントを買ってあげようと思った篤はパチンコで稼ごうと画策。だが、失敗してしまい、無一文に。仕方なくみさよの家に行って、借金を頼むが、断られてしまった。ひとまず、その晩は泊めてもらうことにしたが、そのままずるずると6年もいついてしまったのだという。弥生はそのばかばかしい理由に絶句してしまった。

篤は6年前の約束を果たすため、子どもたちに約束したプレゼントを買って帰りたいと言うが、凛子の欲しがっていたものだけ思い出せなかった。それが分かるまで家には帰れないと言う篤を、弥生はあきれて突き放す。

クリスマスイブがやってきて、凛子は窓の外に不審な人影を発見。恐くなった凛子は思わず篤に電話をかける。すると、窓の外から篤の着信音が聞こえた。そこにいたのは篤だったのだ。

篤は健太郎(吉川史樹)と真美(遠藤由実)に、6年前に約束していたプレゼントを渡す。凛子が欲しいものだけはやはり思い出せなかったらしい。すると、凛子は幼い頃に書いた絵日記を篤に差し出す。そこには「去年のクリスマスからお父さんが帰ってきません。クリスマスプレゼントはお父さんがいいです」と書かれていた。凛子は涙を流しながら「もうどこにも行かないで」と言い、篤に抱きつく。それを見た健太郎と真美も駆け寄り、篤は泣きながら3人を強く抱きしめた。

年が明け、篤たちは弥生も交えて、バーベキューを楽しんでいた。弥生が洋介と付き合うというのは嘘だったと知った篤は、秘かに喜ぶ。だが、弥生は相変わらずいい加減なことばかり言っている篤に呆れていた。そんな中、凛子から初めて「お父さん」と声をかけられた篤は、ガッツポーズを見せる。
12/14 第8話


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キャスト
矢島篤(やじまあつし) / 高橋克典(たかはしかつのり)
三流雑誌のフリーライター。妻子がいながら、自分が生活するに困らないだけ稼げばいいという考えで、家に金も入れない。挙げ句の果てに3人目の子供が生まれた頃には家出同然で、他の女のところを転がり歩いていた。おかげで妻は子育てと仕事に精一杯にさせられた末、とうとう病死。6年ぶりに我が家に戻る。子育てなどするつもりはないと言い、いい加減な態度ばかり取っているが、なぜか結果的にいつも子供たちのためになることをする不思議な魅力の人物。
水沢弥生(みずさわやよい) / 国仲涼子(くになかりょうこ)
篤の死んだ妻が店長をしていた雑貨店の店員。現在は店長。元々、篤の子供たちとは親しく、母親を亡くした彼らの面倒を見ることに。突然、帰ってきた篤のいい加減な性格に振り回される。洋介から恋心を抱かれ、まんざらでもなく思っている。
丸山洋介(まるやまようすけ) / 小泉孝太郎(こいずみこうたろう)
篤の長女の担任を務めている真面目な教師。何かと教育理論を語りたがるが、親からのクレームなど、現実的な対応力には欠けている。篤とは飲み友達だが、彼のいい加減さには辟易。弥生に恋心を抱いている。
大平万作(たいへいまんさく) / 加藤茶(かとうちゃ)
篤や洋介の行きつけの飲み屋の店主。子供に出ていかれたという辛い過去を持っているが、常に持ち前の明るさで振る舞っている。
中西冴子(なかにしさえこ) / 鈴木砂羽(すずきさわ)
篤たちの隣の家に住む教育ママ。エリート志向が強い。夫とは見合い結婚で、結婚に愛は関係ないという考えの持ち主だが、息子の担任の洋介には好意を抱いてもいる。

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