斉藤さん第11話あらすじ完全版

斉藤さん

[第11話]

03/19放送

小学校などの統廃合問題も取り止めになる。ホッとした空気が漂う中、三上（高島礼子）ら保護者たちは、引っ越しが間近に迫った斉藤さんのことを話していた。みんな斉藤さんがいなくなることを、とても寂しく思っているのだ。もちろん、三上も同じだ。せっかく心がつながったと思ったのに･･･。

一方真野（ミムラ）は、斉藤さん（観月ありさ）への冷たい姿勢を頑なに崩そうとはしなかった。三上は保護者会で「謝恩会の保護者代表スピーチ」に、斉藤さんを推薦する。しかし、飛行機の都合で卒園式には出られないかもしれない斉藤さんは、真野を指名する。ところが真野はかたくなに拒否。「卒業式に出ない人にそんなこと行ってほしくない･･･」２人は言い合いになる。そんな２人を見た三上は、頼みで真野が保護者代表として挨拶をすることになる。

真野は桜井（石橋杏奈）と新見（高橋みなみ）から「斉藤さんの優しさが分かっていない」と言われてしまう。透（佐々木蔵之助）からも、経験談を交えながら仲直りを勧められた真野。

仲直りを言い出せないも真野。旅立ちの日が迫った斉藤さんとの別れを考えると･･･真野はただ、焦るばかりだった。そして、斉藤さんも同じ気持ちだった。

翌朝、ゴミ出しで真野に会った斉藤さんは、自分から真野に「ごめんなさい」を言う。そして、その日、子供たちを幼稚園に送り出してからお迎えの間までの時間、２人で思いっきり楽しんだ。おそろいの洋服を買って、ランチを食べて…。いつもの喫茶店で斉藤さんは「卒園式は子どもたちをしっかり卒園させよう！」と真野と約束し、ひと足早いお別れの挨拶を交わす。

卒園式の日、柳川正義（山田親太郎）たちに囲まれる。相変わらずの口調だったが、最後に…正義は斉藤さんに「達者でな！」と手を振る。みんないい子だ――斉藤さんの心は晴れやかだ。

卒園式の途中で、斉藤さんと潤一くんは園を抜け出す。飛行機に間に合わないのだ。卒園式が終り、斉藤さんがいないことに気づく真野。じつは斉藤さんにクッキーと手紙を用意してきていたのだ。それを知った三上は、斉藤さんを追いかけて空港へ行くことを勧める。透も尊（平野心暖）もお母さんに空港に行ってほしいと笑顔で送り出した。

間一髪のところで、登場ロビーに入る前の斉藤さんを捕まえることができた真野は、クッキーと手紙、そしてありったけの自分の本心を斉藤さんにぶつける。泣いているところを見せたくなかった斉藤さんも、ついに、真野に涙をみせるのだった。「ずっと、ずっと、友達だよ――」斉藤さんは搭乗カウンターの奥へと消えていく。

４月。いつものように三上らと一緒に入学式に臨む真野。みんな、また６年間一緒だ。真野のことを心配していた三上は、真野のハツラツとした様子にホッとする。

一方、斉藤さんは――異国の地でも斉藤さんだった。ゴミ箱に向かって缶を投げる外国人に、「ダメなものは、ダメ！」と説教するのであった――。ガンバレ、斉藤さん！　≪終≫

03/19 第11話

03/12 第10話

03/05 第9話

02/27 第8話

02/20 第7話

02/13 第6話

02/06 第5話

01/30 第4話

01/23 第3話

01/16 第2話

01/09 第1話