それでも、生きてゆく
[第11話]
五郎(小野武彦)の娘・真岐(佐藤江梨子)を植物人間状態にしてしまった文哉(風間俊介)は、洋貴(瑛太)と双葉(満島ひかり)に付き添われて警察署に自首する。09/15放送
警察署の前で「ひとりでいい」と背を向けた文哉を後ろから蹴り飛ばし、馬乗りになって殴りつけた双葉。騒ぎを聞きつけて飛び出してきた警官や洋貴が止める中、いつまでも殴りつけた。
双葉は、「自殺を止めなければ良かった」と後悔するが、洋貴は「これからの自分たちを考えよう」と諭す。
洋貴・響子(大竹しのぶ)・耕平(田中圭)が、かつて文哉に殺害された亜季と達彦(柄本明)の墓参りに来た。そこには、双葉・隆美(風吹ジュン)・灯里(福田麻由子)の姿があった。響子が呼んだのだった。被害者・加害者の両家族が揃って墓前に花を手向けた。
洋貴は双葉に「このままずっと一緒にいたい」というが、双葉は加害者の娘であり、洋貴と会うのは「今日が最後」だと言った。そんな双葉に洋貴は「最後にデートしたい」と伝えた。
こうして2人は遊園地でデートする。
その頃、駿輔(時任三郎)は文哉と面会をしていた。「全て自分のせいだ」と言う駿輔に、文哉は幼い頃に自殺した母親の顔が思い出せないで苦悩していることを伝え「助けてほしい」と訴えた。
遊園地からの帰り、公園で洋貴は双葉を抱きしめる。しかし双葉は「加害者の妹だから」と行ってしまった。双葉は真岐と、彼女の娘の世話を担うことを決めていたのだ。
こうして2人はそれぞれの道を歩む。悲しみの向こう側、光の方に向かって――。
洋貴が文哉と面会した。洋貴は駿輔から預かった“文哉の母の写真”を見せる。写真を見て、文哉は涙を流した。
それから月日が流れ――。
洋貴は15年前、妹が殺害された日に借りたビデオを返しに行く。
≪終≫
09/15
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加害者である健二と、双葉・灯里の母親。良・・・
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