全開ガール
[第11話]
若葉(新垣結衣)や草太(錦戸亮)は、ニューヨークに旅立つリリカ(浅見れいな)とビー太郎(高木星来)を笑顔で見送った。09/19放送
そんな中、昇子(薬師丸ひろ子)から響一(平山浩行)への所長交代について会議が開かれた。
だが、そこで昇子は外資系大手の事務所と合併すると発表する。
昇子の手腕を評価したクライアントが、彼女に事務所の全権を握らせることにしたという。
昇子は響一にニューヨークの代表を任せると言い、若葉にも現地で勤務するよう命じた。
その夜、昇子に対する敗北を認めた響一は事務所を辞めることを決意し、若葉にも婚約解消を告げた。
だが、そんな響一に若葉は最後まで添い遂げると宣言し、二人は予定通り結婚することに。
一方、草太は料理修行のため、フランスに行くことを決めていた。
しかも、彼が日本を発つ日は若葉の結婚式当日だった。
それを聞いたそよ子(蓮佛美沙子)は複雑な思いになる。
その夜、そよ子は若葉のもとを訪れた。
そして、草太が好きなのは若葉だと言い、草太と別れると言う。
そよ子が帰った後、若葉の心は揺れていた。
だが、彼女は草太への思いを吹っ切って、響一と結婚すると自分に言い聞かせる。
そこに、子供の頃の若葉(柳町夏花)が現れ「自分に嘘を付くな」と告げるのだった。
いよいよ、草太の出発の日。式場にいる若葉の顔は沈んでいた。
すると、そこに現れ、日向が一番大切なものは何かと若葉に聞く。
若葉はついに本当の気持ちを伝えるため、響一のいる式場へ。
だが、そこには響一どころか、一人の招待客の姿もなかった。
そんな式場で一人のコックが料理をしていた…それは草太だった。
ケータリングの手伝いに来ただけだと言う草太も若葉の姿に驚く。
若葉が響一の携帯に電話すると、既に彼はニューヨークに発っていた。
響一は若葉の本当の幸せとは何か気付き、草太とためのパーティーを企画したのだ。
電話を切った若葉は、意を決して草太にプロポーズ。
草太は「断る」と言い、自分からプロポーズさせてほしいと続けた。
すると、そこに昇子や花村うらら(皆藤愛子)らが現れて祝福。
リリカとビー太郎もこのために帰国していた。
その夜、若葉はフランスに発つ草太を見送った後、昇子に辞表を提出。
若葉と草太は自分たちの夢を手にするまではお互いに連絡を取り合わないと約束する。
1年後。若葉は小さな法律事務所で働いていた。
とある案件を任された若葉は、クライアントのもとへと向かう。
その場所は草太の定食屋「ル・佐藤」があった場所だった。
そこには今「ル・シャトウ」という看板が掲げられている。
若葉がドアを開けて店に入っていくと、厨房には草太が立っていた──。
09/19
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第1話
キャスト
鮎川若葉 / 新垣結衣(あらがきゆい)野心家な新人弁護士で、世界を股にかける国際弁護士を目指すキャリアガール。
上昇志向に燃えていたが、法律事務所所長・桜川からは5歳になる女の子・日向の世話を任されてしまう。
山田草太 / 錦戸亮(にしきどりょう)
お人好しで騙されやすい、人情家の料理人。
離婚後、定食屋で働きながら何故かマンションの隣に住むシングルマザーの息子・ビー太郎をひとりで育てている。
桜川昇子 / 薬師丸ひろ子(やくしまるひろこ)
若葉の勤める法律事務所の所長。若葉に5歳の娘・日向の世話を任せる。
新堂響一 / 平山浩行(ひらやまひろゆき)
弁護士。
汐田そよ子 / 蓮佛美沙子(れんぶつみさこ)
昇子の秘書。
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