DHにラミレス豊富な外野手を活かした巨人多彩な布陣で交流戦Vを目指せ!!

今季の交流戦はセ・リーグを代表する巨人の活躍に期待がかかる。
開幕から4番・左翼で先発出場を続けるラミレスは交流戦の敵地でDH出場が確実。
今季はルーキーD1長野らが加わったことで、より一層の厚みを増した外野手陣を相手によって臨機応変に起用できるようになったのだ。故障で2軍落ちしている松本、亀井も交流戦から復帰予定だ。

DH好きをアピールするラミレスは交流戦の敵地ではDHで出場することが多い。08年は11試合出場で打率3割4分1厘。昨年は10試合で打率3割の好成績を残している。
今季は、ルーキーの長野が加入し、松本がさらに成長、高橋が腰痛から復活したことで外野陣の層の厚さは日本一になった。ラミレスをDHとすることで指揮官は、他球団ならクリーンアップを任せられる人材を自在に活用することができる。

交流戦での戦い方について、緒方外野守備走塁コーチは「12球団でもトップを争えると自負しています。亀井は状況判断にたけているし、松本は守備範囲が広い。長野は肩もあるし、ベテランはうまい選手ばかりですからね。いろいろなことに対応できる外野陣になると思います」と自信満々。

しかし、交流戦はダルビッシュ、岩隈、田中、涌井らパ・リーグのエースたちがその実力をセ・リーグに見せ付ける場でもある。
05年から始まった交流戦でセ・リーグの球団が優勝に輝いたことは一度も無い。
今季はその多彩な布陣を武器に優勝を手にすることができるか。セ・リーグ代表としての期待がかかる。

(2010年5月11日)

その他のBASEBALLニュース